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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で25日から「PIST6 ChampionShip2022-23」EXTRA STAGEラウンド7が開幕する。初日 一次予選A(1R)に出走予定の四宮哲郎に話を聞いた。
高校時代から自転車競技をしており、平成18、20年には全プロのポイントレースでの優勝経験もある四宮。
現行競輪では仕事確かで目標が居ない時には番手勝負を挑む『職人』といった印象。
ふとした疑問でおかしな質問かもしれないが『PIST6でジカ勝負したい時ってあったりしますか?』という質問をぶつけてみた。
「現行競輪ではジカにもいくけど、PIST6では考えたことはないかな。ここでは競技としてだから折角なら自力を出したい! ただ、出してみたいと思っても、なかなか出ないんだよね…(苦笑)」との答え。
「ただ、ガールズのレースで番手勝負みたいに併走していたりするでしょう? 男子だと相手をドカして、ってなるけど、ガールズはヨコの動きが出来ないからね。併走をしながらっていうのもテクニックがいるし、案外難しいと思う。競輪にも生かせたらと思って参考にしていますよ」。
『仕事人』という言葉が似合う四宮からまさかガールズの走りを参考にしているとは思わなかった記者達は思わず声を出して驚いてしまった。
驚きももちろんではあるが、四宮の探究心には尊敬のひと言。
3回目の参加となる四宮は「まだまだですよ」と謙遜しているが、前開催の前々検日と今開催の前々検日に250バンクに入り練習。「ちょっと脚は一杯になってしまったけど、乗り込みましたよ」と気合は十分。勉強熱心な四宮がベテランの走りで確定板入りを目指していく。