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別府ウィナーズ・福田知也
「特別競輪の準決はこれが初めて」
初日同様に野口裕史を目標に置いた福田知也。徹底先行型が別線に不在なのもあって野口の豪快カマシが炸裂。最後は4角絶好のハコ展開をきっちり生かして嬉しい特別競輪初の二次予選を突破した。
「野口君とライン二車だったので、車間を斬って対応していた。昨日も今日も付いていて一杯一杯。苦し紛れだけど自転車がマッチしていて流れてくれるので差すことができた」と勝因を語る。
昨年は裏G3といえども松山ナイターのG3開催を制覇。持ち味のタテ脚を武器に最近は高い水準で安定している。
これだけの成績を残しているし、特別競輪の決勝に乗っているのかと思いきや、準決勝を突破したのも初めてだそうだ。
「今までは点数がなかったので。最近は点数も上がってきて、番組がよくなったのが大きい。コツコツ頑張ってきてよかった」。
40歳にしてようやく手に入れたG2の準決勝戦。
相手は脇本雄太を始めG1級の強烈なメンバーが集ったが、最近のデキなら十分勝負になる。小松崎大地を目標に次は決勝の舞台を目指す。