【立川競輪】橋本壮史

立川競輪場「サンケイスポーツ杯(FI)」が15日から開催されている。

12RのS級準決勝に出場する橋本壮史に話を聞いた。

初日は打鐘で仕掛けた仲野結音を強引に叩いてパワフル逃げを披露。番手で巧追した地元の朝倉佳弘に差されて2着スタートにはなったもののレース内容は抜群だ。

S級準決勝のメインレースでは橋本壮史－吉田拓矢の茨城コンビには静岡の大塚英伸が続いて3車ライン。別線は蕗澤鴻太郎－石川雅望の群馬コンビに阿部拓真－櫻井正孝の宮城コンビの3分戦となった。

橋本はメンバーを見ながら「あわよくば決勝で拓矢君の前かなとは思っていたけど、まさか準決勝とは…」と驚いていた。

初連係の橋本と吉田は同県同士で一緒に練習をすることもある仲。最近はタイミングが合わずだそうだが、練習仲間同士の連携には期待が持てる。

吉田の前回りとなった橋本は「蕗澤君は積極的だし、もちろん強い。同じ関東同士で戦うのは正直やりにくいですね…。ただ、3車ラインはありがたい。準決勝は自分の仕事をするだけです！」と気合が入っていた。

シリーズリーダーで人気の中心となる吉田拓矢を連れての準決勝。ここもパワフルでスピードを生かした走りを見せ付けてもらいたい。