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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で13日から「PIST6 ChampionShip2022-23」EXTRA STAGラウンド5が2日間にわたって開催された。初優勝を飾った朝倉智仁に話を聞いた。
――7度目の決勝の舞台、初優勝のお気持ちは?
何度決勝を走ったか分からないけど、やっと優勝できて本当に嬉しいです。
――1コーススタート、どんな作戦でしたか?
色んな展開を考えたけど、自分の力を出し切れるように先行基本に走れば、結果はついてくるかなと思っていました。
――道中3番手の位置は想定内でした?
自分としては誰かが切るにしろ、まずは突っ張ってから出させて、詰まったら行こうと考えていた。小畑君が出るところまでは良かったけど、その上を藤井さんが行ったのは想定外でしたね。
――最終バック3番手からスパート。踏み出しの感触と手応えはどうでしたか?
残り1周までは行けるかどうか分からず、一か八かで仕掛けてガムシャラに踏みました。結果、しっかり伸びて優勝することができて、ちょっと自信になりました。
――連日、感触が良くない中での優勝。要因は何でしょう?
前検日に自分が連続で決勝に進出している(今回7度目の出場、過去6度すべて決勝)と聞いて、プレッシャーがあった。そのプレッシャーをはねのけたことが優勝の要因だと思います。
――表彰台では隅田洋介選手のポーズを披露すると決めていたのですか?
いや、アップ中に過去PIST6のレース映像が目に入って、隅田さんが出てきたのを見て「これだ」と。隅ちゃんポーズと名付けましょう(笑)。
――お客さんの声援はどうでしたか?
力になりますし、選手は生き生きと戦える場なので、もっと盛り上げてもらってまた走る時は全力で頑張りたいですね。
――最後に、朝倉選手の今年のテーマ・目標を教えてください。
競輪では感触が良いので頑張っていきたいですね。まずはF1戦で優勝すること。そして、もう一つは同県の偉大な先輩・武田豊樹さんに抜かれないことです。いつも武田さんと連携する時に差されてしまっているので。最近は連係する機会がないですが、また連係する時には負けないように頑張りたいです!
左から2位・松尾勇吾、優勝・朝倉智仁、3位・北野武史