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松山競輪 3日目 12R 2番車
山田 庸平 選手
記者「ハンドルの握り方が変わりましたか?」
やまだ「はい。ちょっと前から真っ直ぐ持つと腕が固まって筋トレみたいに固まっちゃうから、内に絞って余裕を持たせて身体が沈み込むようにしています。」
記者「踏んだ感じはどうですか?」
山田「このフレームとは合っていない気がしますね。フレームが柔らかいから楽なはずなのに、道中から脚をちょっとずつ削られている感じがして。僕がフレームに合ったペダリングをしないといけないのに出来ていない。修正が必要ですね。」
記者「フレームはこのままで行きますか?」
山田「とりあえずはコレで行こうと思っています。直前で変わるかもしれませんけど。」
記者「山田選手は立場的にも自力だったり、番手だったりとポジションも変わるし自転車の選択も難しいでしょ?」
山田「そこが一番難しいですね。7車立て・9車立て。自力のセッティングとフレーム。人の後ろ用のセッティングとフレーム。レース毎に考えないと。あと後輩を育てるって意味での走り方も難しいです。Gクラスだと九州みんなで勝ち上がらないと上に行けば厳しくなる。ラインみんなで勝ち上がれるようにって考えると難しいんですよ。番手だと前を残さなきゃ、自力でやるときはラインのみんなにチャンスがあるようにって。」
九州の中堅役として悩みの尽きない山田。まだまだ自力選手として番組を組まれる事が多いが、番手戦も増えてきた。自力でやる時と人の後ろではそもそもセッティングが変わるのが普通。難しいポジションだが器用な山田なら、そつなくどのポジションでもこなして行くだろう。昨年からG戦線で活躍し、タイトルも見えてきた。飛躍する自転車博士から目が離せない。