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取手競輪場では「オッズパーク杯 (FⅡ)」は11日に最終日を迎える。4Rに出走するに小林覚に話を聞いた。
準決勝の小林は最終ホームで口が空いて照井に離れてしまい6着。しかし、バックでは外に持ち出すとタテに踏んで最後まで諦めない姿勢を見せた。レース後は「情けない、実力不足です」と猛省。
今期はチャレンジに降級したが、準決勝進出を外しておらず健闘中。若さの秘訣を聞くと「趣味のゴルフや美味しいお酒やご飯を楽しむこと!」と即答し「年齢を気にしていないことだね。この世界は歳が上だからどうこうってハンデがあるわけじゃないから」とハツラツと話す。
競輪界には現在60歳“還暦レーサー”は8選手が在籍(最年長は62歳の佐古雅俊)。引き際について「怪我はつきものだし、そればかりはどうなるか。ただ言えるのは『緊張』をしなくなったら終わりだね。何歳までとかは考えていないけど、レース前に緊張を感じなくなったら辞めどきなのかなって。俺は毎回、毎回逃げ出したくなるぐらい緊張しちゃっているよ(笑)。新人みたい? 気持ちはまだまだ新人のつもりだよ」とおどける。
「とは言っても、同県の新人・高本和也君には介護状態。前々回の小田原モーニングからずっと同じ配分で毎開催連係(3場所で5度連係してワンツー4回)。次走の岸和田も一緒だから、そろそろ『介護保険料』を払わないとダメかも。あはははは」と検車場を後にした。