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3月1日 第123期・124期卒業記念レース初日を終え、共同記者会見の模様をお届け
《在所順位は2月10日現在》
▼黒瀬 浩太郎 候補生 (広島) 在所1位
『競輪選手になろうと思ったキッカケは?』
父親の趣味が自転車で、自分も自然と自転車を好きになって高校生から乗り始めました。広島競輪の選手と父が交流あり、吉本哲郎さんにお声をかけていただき指導してもらい選手になろうと。
『脚質は?』
持久力があまりなくて、それを伸ばすイメージで養成所では短所を磨いていました。自然と得意のダッシュ力も上がってきた感触はあります。
『どんな選手になりたいか、目指している選手や理想の選手像は?』
目標とするのは強いて言えば町田大我選手ですね、同県の一つ年下になりますが、高校から知っているので負けたくない気持ちが強いんですよ。なりたい選手像はお客さんに応援してもらえる選手です。得意な走りで勝てるようになりたいです。
▼篠田 幸希 候補生 (群馬) 在所2位
『競輪選手になろうと思ったキッカケは?』
中学生の時に観ていたツールドフランスに感銘して自転車を始めました。高校生からは中長距離をメインにやっていました。
『直前はケガをされたとの事ですが』
左鎖骨の骨折をしてしまい、卒業記念レースは走れませんでした。
『目指す選手像はありますか?』
同県の先輩で小林泰正さんですね、師匠からは(北村貴幸)得意の地脚を生かして、弱みのダッシュ力も養成所で伸ばしてきなさいとアドバイスされました。
『デビューからの意気込みをお願いします』
一応、先行、捲り、追い込みを流れと展開で使い分けて自在に勝てる選手になりたいですね。
▼荒川 達郎 候補生 (埼玉) 在所3位
『卒業記念レースを二走した感想を』
一走目が外に浮きハッキリしない仕掛けになったのは反省点ですね。二走目は1着は取れたんですが、バックからの捲り追い込みで脚を使わず。明日の準決勝以降はもっと力を出し切れるようにしたいですね。
『自転車を初めてキッカケを教えてください』
父親が自転車が好きで、半ば強引に小学生から始めさせられて。それほど自転車は好きではなかったのですが、やっているうちに高校生になり強い相手も出始めて負けたくない気持ちが上回って今に至ります。そうこうしていたらコロナが流行して、大学三年の時に乗れる場所が減り、場所を探していたら選手で今の師匠にあたる太田真一さんに誘われ一緒にやり、養成所も教えていただき入学しました。
『師匠からのアドバイスはありましたか?』
元気に一年頑張れと言われました(笑)。
『目標とする選手像を教えてください』
師匠の太田真一さんですね、グランプリで逃げ切れる選手はそうそういませんし、みんなの記憶に残るような選手を目指したいです。デビューしたらレース展開を読みながらも一着を取れるような選手になりたいです。
▼山田 駿斗 候補生 (千葉) 適性1位
『競輪選手を目指したキッカケを教えてください』
高校二年生で進路を迷っていた時に、父親から「競輪」があると教えてもらい、何も知らないまま話を聞いていいなって思いまして。ママチャリを乗るレベルでしたが、父親自体が自転車をやっていた影響で千葉県の選手と知り合いがいて、染谷幸喜さんを紹介してもらいました。染谷さんも適正組でしたし、いろいろ教えてもらいました。
『卒業記念初日の感想をお願いします』
一走目は得意な戦法(捲り)で3着。二走目も捲りでしたが後ろに置かれてしまい、前団を乗り越えられなかったのが敗因。
『目標の選手はいらしゃいますか?』
神山雄一郎さんですね、自分は競輪を知らなかったので検索したら神山さんの記事や生涯賞金がヒットし、凄い方なんだと。
『デビューしてからの抱負をお願いします』
少しでも早くS級に上がって、ラインの先輩に貢献した走りをしたいですね。それと長くS級で活躍できるような選手を目指します。
▼日吉 克実 候補生 (静岡)
『競輪選手になろうとしたキッカケを教えてください』
陸上では結果を出せましたが、近年はケガで続けられない感じになってしまって。それでもプロスポーツの憧れもあり競輪の世界へ。実は技能試験を2回落ちているんです。父親とも最後だと約束して受けた適正試験も自信はなかったんですが受かって養成所へ。実は養成所から実家が徒歩15分で近いんですよ。一年間自転車に没頭できたのは貴重でしたね。
『養成所はどうでしたか?』
訓練で一度も先行出来ずだったので、卒業記念レースでは先行したかったのが出来たのは今後に繋がると信じています。他の選手に比べたら経験、年齢でも劣るから少しでも課題を積んでいきたいですね。
『目標とする選手を教えてください』
年齢は下ですがガールズの久米詩さんですね。養成所時代は順位が悪かったのに、今は力を付けて活躍されてますからね。
『では最後に抱負をお願します』
今が27歳なので、何とか30歳までにはS級を走れるようにしたいですね。1日でも多く走り、この自転車の聖地の近所で生まれた自分を応援していただけるような選手になりたいですね。