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小松島競輪 3日目 5R チャレンジ決勝
今開催は121期生が8人も参加している激戦。地元の中野光太郎は惜しくも決勝を外したが、エース室井蓮太朗は連勝で勝ち進んだ。決勝戦もパワフルな自力型が揃い、藤田洋平を除く全員が自力選手というハイレベルな戦い。大きく分けて中四国3人、九州4人の対決。並びはどう決まったのか?!
まずは九州勢
甲斐「僕は風を切りたい。自力でやりたい。」
福田「僕はみんなみたいに先行力が無いし、片折さんがいいのなら南九州で甲斐に行きたいです。」
河崎「4人で並ぶとなると、誰かが4番手になっちゃうし、2・2に分かれてやった方が良いですよね?みんなにチャンスがあるように。僕も自力でやりたいです。」
片折「それなら俺は準決で世話になった河崎君に任せるよ。良い?」
中四国勢は
藤田「今回は(中野)光太郎と(室井)蓮太朗に助けて貰っている。ありがたい。僕の力じゃない。決勝は別でやるなら蓮太朗。並ぶなら3番手でいい。そこは蓮太朗が決めて。蓮太朗が優勝出来る様にはしればいいから。」
室井「分かりました。松下さんどうしますか?」
松下「地元の間に割り込むなんて出来ないし、番手を回っても何もできないから(笑)。やるなら先頭で。」
室井「じゃ番手回らせて貰っていいですか?」
松下「全然良いよ。その方が自然な形だし。今までで一番ドキドキするなぁ。地元の前って緊張する~。」
室井「俺も相手が来たからって、すんなり番手捲りはしませんから!自分に出来る限りの仕事をやって、ダメな時はそういう判断でいいですか?」
松下「いいよ。蓮太朗の地元なんだから。」
室井「今回はめっちゃ脚軽いし、エエ感じっすよ。狙いますね!」
地元のエース室井は今後、何でも出来る自在タイプを目指しているそうだ。ラインの先頭は勿論、番手も3番手も4番手でも、その時のメンバー構成によって一番ラインが強力になり、力を発揮出来るように。強力なメンバーが揃ったが、地元完全Vに向けて中四国一丸となって決勝に挑む。九州VS中四国の迫力あるレースはファンを楽しませてくれるはず。