アオケイ・小田競・中部競輪・競輪研究4紙合同の競輪サイト
玉野競輪 1日目 7R 5番車
児玉 碧衣 選手
記者「復帰して今の状態を教えて下さい。」
児玉「今は私の身体だけど、私じゃないって感じです。左の肩甲骨周りまで固まっているから走っていても左だけ身体が入ら込まない。私は身体を丸め込んで上半身を使って体幹で走っていたからキツいですね。今は脚だけで踏んで脚力のみって感じです。このままじゃ脚が太くなっちゃう(笑)。」
記者「じゃ走りながら戻して行く感じですか?」
児玉「そうですね。現状を受け止めて、焦らずゆっくり治して行けたら。競走に来ると色々と周りからもアドバイスも貰えるし。すぐには良くならないですよね。」
記者「長い目で見て、どこら辺りで元の状態まで戻せたらっていうのはありますか?」
児玉「3月にガールズコレクション(別府ウィナーズ開催)があるので、そこまでには間に合わせたいです。」
初の大怪我から復帰はしたものの『女王』と呼ばれる走りにはまだ程遠い児玉。各スポーツ界に大物と呼ばれる人は居るが、何度も怪我と挫折を味わい、そこから成長したからこそのポジション。児玉もこの怪我を機に一回り、二回り強くなってガールズケイリンを牽引していって欲しい。東のサトミナ・西の児玉。20年前の東の神山・西の吉岡みたいに。