アオケイ・小田競・中部競輪・競輪研究4紙合同の競輪サイト
13日から立川競輪場で「東京中日スポーツ杯(FⅠ)」が開催される。
初日 ガールズ予選①の7Rに出走予定の渡辺ゆかりに話を聞いた。
渡辺は元々、スピードスケート500mでソルトレイクとトリノオリンピックに出場したオリンピアンでもある。
競輪学校に入る前からナショナルチームでロンドンオリンピックを目指していた時期もあったそうだ。
アスリートで夢を目指す立場から車券の対象へとなった訳だが、「自分を買ってくれているお客さんもいるし、
3着までに入らないとお客さんに還元出来ない。一本一本、最低限3着まではという思いで走っています。
声援はもちろんだけど、叱咤激励して頂けるのもありがたい」。
「ガールズケイリン」1期生として、最初は苦労する事も多くあったそうだが、「最初は開催場も3場でいつまで続くか分からなかった。
不安はあったけど、人気が出てきて全国で開催されるようになった。選手も増えて、今では全国にお友達が出来ました」。
アスリート時代は試合のない半年間は体を作る期間としていたが、選手になったらそうもいかない。体調の波やケガに悩む時期もあるようだが、「選手になれて良かった」と最後は締め括った。
今開催もガールズ1期生の強さを見せて欲しい。