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30日から松戸競輪場で「ジャパンカップ×HPCJC(FI)』が開催されている。
最終日のA級決勝(10R)に出走予定の東矢圭吾に話を聞いた。
2日間、圧巻の逃げ切り勝ちを決めた東矢。点数以上のポテンシャルを秘めているが、
直近4場所は決勝で大きい着が続いている。
「チャレンジから1、2班に上がった直後は一発目で予選から飛んでしまったけど、そのあとはトントンと順調だったんですけどね…」。
前検日から最近は決勝が鬼門になっていると言っていたが、まだまだレースの組み立てに慣れていないようだ。
「予選や準決は2分戦で分かりやすいけど、決勝は3分戦になることが多くて…。
レースの組み立てがまだまだなので、今は勉強中です」と苦笑いを浮かべていた。
今回の決勝は関東勢が多く集まったが、関東は尾崎悠生-吉田勇人-小沼良の埼玉3車に梁島邦友-柿本大貴の別線。
東矢には秋田の佐藤朋也の3分戦となった。
当地初登場ではあるが、松戸のバンクは軽くて走りやすいと好印象。
関東5車での結束にはならなかった分、やりやすくはなっただろうが大物ルーキーの東矢は確実に警戒されるだろう。
ただ、その中でも東矢の力が抜けている。ここも思う存分に力を出し切って完全優勝を狙いたい。