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迫力の逃げでレースを支配する仁藤秀選手
1月30日に京王閣競輪場で「ウィンチケットミッドナイト競輪(F2)」が開催される。
準決勝の7Rに出場する仁藤秀選手に話を聞いてみた。
初日の予選はドンとスタートを取り、正攻法からカマして来た菱沼玄樹を出させず突っ張って主導権を取った。最終バックでは菱沼玄樹を捨てた井上雄三がまくって来たが、しっかり踏み直して併せてしまう。最後は長い距離を踏んだ分だけゴール前で失速してしまい、番手の飯尾主税に抜かれたが、その走りは強いの一言だ。
「力が拮抗している時は突っ張って駆けた方がいいと思って(苦笑)。4番(井上雄三)がまくって来ているのは見えていたし、しっかり踏み直して併せました。それで逃げ切れれば一番よかったんですが」と振り返る。
並びは坂本匡洋-藤井孝則-川本恵二・高谷雅彦-山崎司・仁藤秀-大竹哲也となって3対2対2の3分戦となった。
「気温が下がって重く感じたけど、それはみんなが同じ条件。やる事はしっかりやってきているし、準決も逃げて持ち味を出し切りたい」とキッパリだ。
相手はシード組の坂本匡洋と高谷雅彦になるが、どちらもまくりメインの自在型だ。落ち着いて自分のパターンに持ち込めれば押し切りは大あり。