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京王閣競輪場の「京王電鉄杯&東京スポーツ杯(FⅠ)」は24日、2日目を迎える。7レースのガールズ予選②を走る高木佑真に話を聞いた。
初日の高木は最終ホームから果敢に先行して4着。レース後は「確定板に載れなかったのは良くないけど、自分のやりたいレースはできた。最後の4コーナーでも踏ん張れたと思います。気持ちを切り替えて2日目は確定板に載ることをしっかり意識して頑張ります」と前向きな表情を見せた。
前走の松山では逃げ切って約2年ぶりの優勝を飾った高木。「新年の目標を達成することができて良かったです。この勢いのまま、上のレベルを目指して頑張っていきたい。でも…そう甘くはないし、総合的に底上げが必要だと思っています」と先を見据える。
今年のテーマを聞くと「去年は迷いがあって消極的な走りが多かった。結果を意識して、目先のことばかり考えてしまっていました。だから今年はしっかり自力を出して、バック本数を増やしていきたいと思っています」と話した。
「理想の選手は奥井迪さん。長い距離を踏めて、車券に貢献できる選手になりたいです。児玉碧衣さんみたいにバーン!と踏み込める力は自分にはない。自力を出していくにも立ち上げる力は必要ですし、底上げをしていかないと」とビジョンは明確。
2023年はひと味違う高木が見られそうで、飛躍に期待したい。