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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で21日から「PIST6 ChampionShip2022-23」フォースクォーター・ラウンドファイナルが開催された。
最終日の決勝(12R)で見事最多5連覇を成し遂げた根田空史に話を聞いた。
根田は残り2周から仕掛け、ペースに持ち込んでの押し切り勝ち。
連日、ド迫力先行を披露してくれたが、決勝戦では更に迫力のある走りでレース内容抜群の走りを見せてくれた。
疲れた表情を浮かべながら検車場に戻った根田。「疲れましたね。残り2周で出た時に脚を使って、その後はペース。
全開に踏んだのは残り1周ですかね。残り半周は意識がなかったですよ」と苦笑いを浮かべていた。
「優勝は意識していなかった。いつも自分らしい走りをして、そこに結果が付いてくれたらいいなと思いながら走っている。
今回も優勝に繋がったのは嬉しいですね」。
「次走は地元の松戸開催。そこに向けていい流れを作れたかな? 連日、長い距離をモガけたのでいい刺激が入ったと思う。
2月には全日本選抜が控えているし、これからビッグレースが入ってきますからね。下げてしまった点数を盛り返せるように頑張っていきたい」と今後に向けても好気合のコメント。
2着に入った佐藤友和がゴール後に根田の背中に手を置き、称える姿もあった。
佐藤は『根田君が本当に強いレースをしていた。負けて悔しい気持ちもあったけど、それ以上に感動して自然と手が伸びました』と話していた。
『圧巻』の走りを見せつけた根田。これから待ち構えるビッグレースでの活躍にも期待したい。