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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で14日から「PIST6 Championship」のフォースクォーター・U35が開催。2日目の準決勝A(4R)に出場する小嶋敬二に話を聞いた。
今シリーズは「35歳以下」の選手を中心に行われる企画レース。PIST6が始まって以来初めての試みだ。あっせんや欠場の都合で35歳以上の選手が(山田義彦いわく「オーバーエイジ枠?」として)数名参加しており、フレッシュな若手に負けじと力走を見せている。
なかでも、最年長53歳の小嶋敬二は元気、元気。前検日には「追加を受けて来てはみたものの、おやじ狩りに遭っちゃうな(笑)」とポツリ。会場に入れば「若い子には負けん!」と気を吐いた。
ナイトの二次予選。デイレース終了後には「脚を使わず3着。ナイトはコースと並び次第にはなるけど、モガきたい」と話し、小嶋は5コースでレースを迎えた。ペーサーが待避して残り3周で上昇すると、6コースの長田龍拳が続いてそのまま先行態勢に。小嶋は逃げる長田の2番手で。残り1周半で4番手から橋本壮史が異次元のスピードで飛んで来る。橋本に飲み込まれはしたものの、小嶋は4着で準決勝進出を決めた。
検車場に戻ってくると何やら興奮気味の小嶋。共にレースを終えた長田龍拳の隣りに並ぶやいなや…
小嶋:どっちの太ももが太い? 長田君、俺よりもデカくない?
長田:?(キョトン)
小嶋:長田君の後ろを追走していて「デッケーなぁ。脚、太いなぁ」って思わず関心しちゃってさ(笑)。全然、風の抵抗がなかったんだよね。長田君が風よけになっていたから。太ももの太さ、ついに負けたかもしれない。ちょっと測ろうよ、メジャーください!
(検車場に居合わせた山田義彦がメジャーを持ち、計測係を担当)
山田:長田君はね…73㎝、太っ! 小嶋さんより太いんじゃないの?!
長田:いや、そんなことないっす…。
山田:次、小嶋さん。75㎝、太っ! 競輪選手の太ももって凄い。って、俺も競輪選手だけど(笑)。俺なんか二人に比べて10㎝も細いもんなぁ。
小嶋:よかった~、まだ俺のほうが太かった(笑)。でもこんなにデカい選手、なかなかいないよ。長田君すごいわ。
長田:いやぁ…。(終始、困惑気味)
と、突然開催された太ももバトルは小嶋に軍配。以前から小嶋の太ももの太さは「競輪界ナンバーワン」とも言われている。競輪選手のみなさん、我こそは!という方はぜひ小嶋選手に「太ももバトル」を挑んでみては。
ちなみに…伊豆・修善寺にあるサイクルスポーツセンターには小嶋選手の太ももをかたどった74㎝の模型が展示されているとのこと。機会があれば、見に行ってみてください。
(※施設に確認したところ、模型は貸し出し中でなければ現在も展示されているそうです)