グレードレース

【弥彦競輪 第35回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメントGⅠ】競輪放浪記《第36回》プロ雀士・滝沢和典(アオケイ紙面掲載コラム)

2026/10/09

【諸橋選手を悼む】

 伏見俊昭選手に続き、諸橋愛選手の訃報が届いてしまいました。

 寛仁親王牌の季節になると思い出されるのが、2022年弥彦競輪場で決勝を現地観戦した時のことです。

 北日本2番手の新田選手が抜け出して粘るも、平原選手が鋭く伸びて優勝。その際、2着入線の新田選手が平原選手の番手につけていた地元の諸橋選手を落車させたとして審議になり、諸橋選手がボロボロになったユニフォームと自転車で再乗し、ゴールした場面でした。

 諸橋選手とは同郷(新潟県出身)ということもあり、あまりにも早すぎるお別れに悔しさは募るばかりですが、闘志あふれるレーススタイルは、これからも私の心の中に残り続けます。これまでの素晴らしいレースに心からの感謝を捧げるとともに、謹んでご冥福をお祈りいたします。

【実況、解説の重要性】

 9月にMリーグ2026-27シーズンが開幕しました。昨期よりも過密なスケジュールとなり、連日熱い対局と様々な局面の打牌がファンの間で議論されています。

 麻雀初心者の方には、好きな選手を見つけるのはもちろんですが、「推しの解説者」を見つけることもおすすめです。自身のレベルアップに繋がるのはもちろん、観戦の楽しみ方の幅が一気に広がります。単に「何を切るか」といった選択の解説だけでなく、対局中の選手目線での複雑な心情や、舞台裏のエピソードなどを噛み砕いて話してくれる魅力的な解説者が増えているからです。

 これは競輪でもまったく同じことが言えます。元選手による展開読みや心理描写はもちろん、芸人さんやタレントさん、異業種の方々がそれぞれの角度から魅力を伝えてくれる番組や配信が増えました。

 知識を深める解説もあれば、レース観戦をエンタメとして何倍も面白くしてくれる語り手もいる。自分に合った実況・解説を見つけることこそが、麻雀も競輪もより深く楽しむための秘訣かもしれません。

 

 

〈左:滝沢和典〉

滝沢 和典 プロフィール

競技麻雀のプロ雀士。

日本プロ麻雀連盟所属。

MリーグではKONAMI麻雀格闘倶楽部に所属。

愛称はタッキー。

キャッチフレーズは「越後の奇跡」、「麻雀バガボンド」

生年月日: 1979年12月6日 (年齢 46歳)

血液型:B型

出生地: 新潟県長岡市

※過去のコラムはこちらから

 

 

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