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2026年10月9日(金)から12日(月祝)までの4日間、第35回寛仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GⅠ)が2年振りに弥彦競輪場で開催される。
いよいよ今年のGⅠ戦線も残すところあと2つ。全国からS級S班9名をはじめトップレーサーが集結して、激しい戦いが繰り広げられる。年末のグランプリ争いが大混戦の中、抜け出せるのは誰だ。

地元地区の関東勢はS班コンビの吉田拓矢、眞杉匠が中心となって盛り上げる。眞杉は松山オールスター競輪GⅠ以来で約2ヶ月振りの競走になるが、落車のダメージも無くなっているだろうし不安は無いだろう。また富山共同通信社杯競輪GⅡを優勝した佐々木悠葵は、2年前当地の寛仁親王牌でGⅠ初優出と相性の良い大会。他にも坂井洋や杉浦侑吾などビッグ戦線で活躍する選手が豊富。地元は菊池岳仁だけとなるが、特別選抜予選スタートを生かして上位に食い込みたい。

北日本勢は新山響平が積極先行で引っ張る。松山オールスター競輪GⅠでは落車もあり満足の行く走りは出来なかっただろうが、直近3場所では力強い走りが際だっている。他にも新田祐大、小原佑太、山崎歩夢にそれを支える追い込み勢も充実。

南関東勢はグランプリ王者の郡司浩平と深谷知広が軸となっていく。特に郡司は直前の松阪記念を優勝。今年はここまで特別戦線では思うような結果が出せていないし巻き返したいところ。他のビッグと比べると人数が少ない開催となるが佐々木眞也、簗田一輝などガッツある選手が後ろから盛り立てていく。

中部勢は層が薄いものの、変わらず山口拳矢と浅井康太が奮闘中。山口は地元岐阜記念を優勝、浅井も地元松阪記念を優出で状態も上向いているだろう。

近畿勢は盤石の布陣。古性優作は今年も全てのビッグで優出していてどんな場面でも打開してくる。高松宮杯記念競輪GⅠ決勝で落車した寺崎浩平も調子を取り戻してきているし、ここに向けてしっかり調整して来ているだろう。ただ不安なのは脇本雄太と南修二。今年一発目の全日本選抜競輪GⅠで優勝した脇本は手術した左肘の影響もあって近況は迫力に欠ける。南も昨年のような安定感が無く早めに敗退することが目立つ。そんな中で全プロ競技でチームスプリントを優勝した脇本勇希と岸田剛が参戦。脇本雄太との師弟斡旋で気合いは入るだろうし、近畿勢の先頭で頑張っていく姿に期待。

中四国勢は犬伏湧也を筆頭に石原颯、町田太我、取鳥雄吾と今1番勢いがある選手が揃っている。犬伏は年末のグランプリに向けてもう1人、2人と連れていけるかどうかになるだろう。そこを松浦悠士、清水裕友、松本貴治が支えていき松山オールスター競輪GⅠに続き大人数での優出を目指す。また河端朋之は3年連続で当大会優出中と注目したい。

九州勢は嘉永泰斗が昨年覇者として連覇を狙う。今年はまだビッグで優出が無い中、思い入れのある当大会で再び華を咲かせたい。また荒井崇博の存在感は凄い。富山共同通信社杯競輪GⅡでは連日自分でやるレースでまさかの先行も。今がキャリアの中で1番良いと言えるし、悲願のタイトル獲得にも期待したい。
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