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西武園競輪「日刊スポーツ杯争奪戦(FⅠ)」が21日に初日を迎えた。9RのS級予選を走って1着の新村穣に話を聞いた。
新村が会心の逃げ切り。「コーナーの走り方を思い出して、要所要所で踏み直すことができた」と手応えは上々の様子。
前走のいわき平で、最終日は先行して7着だったが、新村にとっては数字以上に大きな収穫があった。
「やっと先行できて、このままじゃ駄目だと。最近は捲りや追い込みが多くなっていて、今の自分に足りないものに気が付けた。その反省を持ち帰って、練習に打ち込んできた」
今年の序盤は早期追い抜きによる4カ月間のあっ旋停止。競輪と向き合う時間を過ごした。
「これまで失格が一度もなくて。競輪に向いていないんじゃないか、他の仕事を、と思ったことも。でも、やっぱり自転車が好き。自分にとって、こんなにもやりがいのある仕事はない。師匠(小原太樹)や郡司浩平さんたちと一緒に、上の舞台で走りたい気持ちもある」
「今は一走一走、大切に走れています」と走れる喜びを噛みしめる新村。“穣(みのり)”。名の通り、日々の積み重ねを結果へと実らせていく。