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KEIRINグランプリ2022 脇本雄太選手が初制覇 年間獲得賞金額も3億円超え
グランプリ2022が終わりました。周回から見応えのあるレースでしたね。平塚競輪場では最終的に11,633名のお客さんが来場し、寺内大吉記念杯からもういつもとは違う雰囲気。レースが進むごとに声援や盛り上がりは増し、本番のグランプリではものすごい歓声が上がっていました。
そんな中、激戦を制したのはこの人!
11レース S級グランプリ 優勝 脇本 雄太(福井94期)
「北日本四人結束と、事実上二分戦という形で正直優しい展開にはならないなという風な戦いだったんですけど、それを制することができて本当に良かったと思います。自分の中でもオリンピックが終わって、目標を日本の競輪の方に向けて、グランプリに向けてやるというふうに来てて、一年越しにはなるんですけどその目標を達成することができて良かったです。レースは古性君が一番車というのもあって、北日本のすぐ後ろが取りたかったけど、やっぱり単騎勢もそこを狙ってくるし、気持ちを切り替えて八番手からしっかり攻めようと思いました。(一本棒の展開となり)まずは新田さんがどこから松浦さんの所で追い上げるかでしたね。隊列もちょっと伸びてしまったことで、新田さんの動きを見失ってしまったので、いつも通り打鐘の所からしっかり仕掛けようと思いました。最初のコーナーの入り口ではしっかり伸びるかなと思ったけど、絶妙に郡司君と被ったりしてしまいそうなところもありましたし、あとは新田さんの番手捲りもあったのでそこを乗り越えられるかどうか。最後のハンドル投げるまではわからなかったけど、自分の中ではダービーの頃のような展開と走り方でした。この先は(一番車として)責任ある位置ですし、気を引き締めて頑張りたいです。」
何とこれで年間獲得賞金が三億円超え!(305,842,300円)初の記録となりました。あらためておめでとうございます。
寺内大吉記念杯を制したのは地元のこの人
10レース S級決勝 優勝 松井 宏佑(神奈川113期)
「視聴率の高いレース。できる仕事はやれたかなと思う。ヤンググランプリを獲った時よりもお客さんが入っていて、声援が多く期待に応えられて良かった。北井さんはどんな展開でも主導権を取ってくれると思っていたから信頼していた。力強い走りで熱い気持ちを受け取れた。自分の位置は狙われると思っていたけど凌げて良かった。イン粘りは何回もやっているから落ち着いて取り切れた。今年全体的にはもっと良い結果が欲しかったけど、ナショナルチームをやめて後半戦は決勝に上がれるように。少しずつ結果は出せるようになってきた。良いバトンをつなげたと思うので、後は郡司浩平さんを応援するだけ。来年は自分もグランプリに近付けるように」
最後にコメントしていた郡司選手のグランプリ制覇はなりませんでしたが、来年は郡司選手とともに南関勢を引っ張っていく存在になるかもしれませんね。
今年一年ありがとうございました。至らない点が多すぎましたが、来年は年明け六日から開催がありますし、さらに日本選手権競輪(競輪ダービー)も行われますので、そちらも宜しくお願いします。良いお年を!