ルーキー特集

【日本競輪選手養成所 卒業記念レース2026】男子、女子一走目 1着コメント

2026/03/16

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1R 女子予選一回戦

1着 小原乃亜(岩手)

「この舞台を走れることに感謝して、一走一走しっかりと大事に走ろうと。みんな前々に動くと思って、状況を見て冷静に走ろうと思っていました。踏み出しも出切ってからも、いいカカリで走れた。捲りでも先行でも力強い走りができるように頑張ります」

 

※ナショナルチームBに所属も、今後は競輪選手一本の選択をした小原。「社会に貢献できる選手、成長し続けられる選手になりたい」と言う通り、向上心も高く、更なる成長が見込める選手だ。

 

2R 女子予選一回戦

1着 伊藤梨里花(愛知)

「まずはスタートを取って早めに仕掛けるプランでした。展開を読んで走れたと思います。社会人チームでソフトボールをやっていましたが、師匠の牛田樹希斗(119期)さんと出会って、競輪をやってみたいと思ったのがキッカケです。養成所の一年間、臨機応変に状況に応じて、先行と捲りを使い分けてやっていきました。デビュー後はG1の決勝に乗れるような選手を目指していきたいです」

 

※記録会ではA・A・Sとポテンシャルの高さに努力が加わり、最終的にはゴールデンキャップを獲得。ソフトボール出身で、根っからのアスリート。坂口楓華らをはじめ、愛知のガールズ選手たちと切磋琢磨し、トップ選手を目指してほしい。

 

3R 女子予選一回戦

1着 山田南(千葉)

「周りの選手の動きを読んで、考えた通りのレース運びができました。養成所では最初は臆病でしたが、訓練を積んで積極的に動けるようになった。やってきたことを今回も活かせていると思います。もっとトップスピードを強化して、そのスピードを維持できるようにしていきたいです。同期ですと、同県の川上いちご候補生のダッシュ力がほしいです」

 

※「兄・山田駿斗(123期)からは『遅れず走ってこい』と」と照れ臭そうに話した山田。相手の特徴を分析し、レースを読む力に長けている。また、課題は明確で、トップスピードを克服できれば、位置取りの巧い選手になれるだろう。

 

1R 男子予選一回戦

1着 中村嶺央(千葉)

「父(浩士)も見に来ていてくれると言っていました。父からは戦法については特に言われず『最後まで全力で走れ、一度きりの舞台を楽しんで』と言われました。色々な思いを背負って、緊張もあったけど、ふと『嶺央、頑張れ!』と聞こえて楽しむ気持ちがでてきた。沢田選手の番手に入れて、ラッキーで終わってしまった。自分がしたい戦法とは違ったので、2回戦は緩んだところで思い切り行きたい」

 

※トップバッターで見事、1着スタートを決めた中村。勝負強さも競輪にとって、必要な要素だ。「力強い走りで南関地区を引っ張れるような選手になりたい。まずは父を超えられるように、ご指導いただいた神山雄一郎所長に肩を並べられるように」。野球出身で能力未知数なだけに、成長が楽しみな選手の一人だ。

 

2R 男子予選一回戦

1着 坂井央雅(岐阜)

「大村涼兼候補生は養成所で先行でやっていたので、ここも主導権を握る想定でした。周りを見ながら対応し、読み通りのレースができたかなと思います。この一年は、メンバーを見て、作戦を考えながら位置を取ってやってきました。試行錯誤してきて、レース展開が少しずつ読めるように。ダッシュが得意で、持久力が課題です」

※幼少期に競輪場へ父親に連れて行ってもらったことをキッカケに、競輪選手への道を志した坂井。養成所では自分の得意な戦法を磨き、柔軟性を身に着けた。『レースを読む力』は大きな武器になるはずだ。

 

3R 男子予選一回戦

1着 髙佐龍太郎(宮崎)

「冷静に位置取りもできたし、バックから捲れて良かったです。落ち着いて車間を切って行くいつも通りのスタイルで走れた。卒業記念レースは全部1着を取るつもりで決勝で優勝することが目標。養成所では確実に1着を狙って、先行というよりも捲り、追い込み中心にやってきました」

 

※在所2位と成績を残し、インタビューの様子からも気合や熱量を感じた。スプリンターの脚質とあり、スピードを磨いていければ、位置取り+捲りを武器に目標とする『山口拳矢』のように戦っていけるだろう。

 

4R 男子予選一回戦

1着 渡邊諒馬(愛媛)

「いい位置を取って、得意な捲り追い込みで勝つことができました。ただ、道中に競られてムダ脚を使ってしまったのは反省です。自分は中学3年生の時にアニメ弱虫ペダルをキッカケにロードレースを始めました。一昨年3月にロードを引退して、8月には競輪選手になる決意をした。ロードレーサーの中でもスプリンターよりだったので、この1年はトップスピード、0からのスタンディングでの加速に重きを置いてやってきた」

 

※在所3位の成績を納め、記録会ではA・A・Sと着実にステップアップし、最後にゴールデンキャップを獲得した。養成所では33勝と「全てで1着を取るつもりで挑んだ」と言うように、勝ちに対する執念もすごい。四国から楽しみな逸材がでてきた。

 

5R 男子予選一回戦

1着 勝沼遼(東京)

「このメンバーの中でタイムも脚力的にも劣るので、車番的にも前から4番目にはいたいと思った。スタートが取れたので、後方からの仕掛けに飛び付いてという作戦。自分から捲りに行けていればベストでしたね。養成所では『勝てる選手を育てること』がテーマの久米先生のクラスでトレーニングを積んできました。脚力アップもそうですが、考える力というものを身にけられたと思う」

 

※野球、ラグビー、そして社会人経験を経て、競輪選手への道にたどり着いた。様々な経験からか、客観的な視野も広く持っている印象。これから多くの先輩たちにアドバイスを受けて、柔軟に吸収していければ、器用な選手になれる予感。

 

6R 男子予選一回戦

1着 伊藤京介(三重)

「冷静に立ち回って状況判断をして、仕掛けられました。しっかりスピードも出ていたと思います。トップスピードに関しては、候補生の中でナンバーワンを誇れると思う。中学時代に兄・裕貴(100期)のレースを見て、スピードの凄さを感じたことがキッカケで自転車競技を始めました。あのスピードが僕の人生を変えた。最初の第1回記録会で、なぜゴールデンキャップを獲得できたのかは分からないけど、2、3回目は自信を持って取れました。伊藤一家で三重を盛り上げられるように頑張っていきたい」

 

※アマチュア時代から全国大会で優勝と申し分ない実績を残してきた伊藤。競輪一家に生まれ、選手を志すのは自然なことだった。『三重支部を盛り上げたい』という自負は強く、中部地区を救う大型先行として期待大だ。

 

7R 男子予選一回戦

1着 榊枝天旺(福島)

「今日は家族や親戚がみんな応援に来てくれていて、走りで応えようと気持ちが入っていました。バック捲りで、いつもなら4着ぐらいだけど、応援のおかげで1着が取れた。高校時代は自分が見ていて楽しいなと感じていたスプリント種目をやっていた。養成所では2回しか勝てず、色々な戦法を試しました。先行でやっていきたいけど、捲りの脚質かなと。この選手だったら何かしてくれるんじゃないか、と期待してもらえるような選手になりたいです」

 

※「自分は小柄。同じく小柄なリオ五輪でのケイリンで銅メダルのアワン選手(マレーシア)を見て、格好いいなと思った」と話す榊枝。勇気づけられたいつかの自分のように、今度は誰かを勇気づけられるような選手になってほしい。また、こういった舞台で結果を残せる勝負強さに、期待を感じられずにいられない。

 

8R 男子予選一回戦

1着 中野楚樂(宮城)

「車番を活かして前々を意識して走った。前をキープして後ろを確認して、差されない位置から踏みました。養成所では先行もチャンレンジしたけど、上手いかず着を意識して走るようになりました。でも、これからはライン戦で逃げ切れる、かつ、ラインで決められる脚力を付けていきたい」

 

※思い描いたプランをレースで体現できる力がある。圧倒的な機動力こそないが、そこは今後の努力次第。冷静に立ち回り、自在のセンスも感じるし、名前のインパクトに負けない選手になってほしい。

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