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玉野競輪 2日目 12R 3番車
山口貴弘 選手
記者「とうとう佐々木浩三さんが引退してしまいましたね。」
山口「引退レース見てました。僕も浩三さんと同じ2着。これも何かの縁ですね(笑)。浩三さんにはアマチュア時代からずっとお世話になってた。僕が15歳の時からだから、もう27年の付き合いですよ。本当にお世話になりました。」
記者「佐々木選手に言われて心に残っているとか、心に刺さった言葉ってありますか?」
山口「心に残ったって言うか…。怒られた事ですかね。試験で落ちた時にあまりにショック過ぎて浩三さんの所に行くのを忘れてたんですよ。そしたら『なんしょっとかぁ はよぉ来んかぁ』って(笑)。あとは浩三さんが大怪我(骨盤骨折)した時も間近に見ていたので。あの歳でそれを乗り越えて復帰。僕も怪我くらいじゃ休んでられないなって感じさせられました。僕にいろいろと影響を与えてくれる人でしたね。」
佐賀の御大佐々木浩三の引退を玉野から惜しむ山口。27年の長い付き合い、記者には言えないもっと深い話しもあるはず。寂しさはあるだろうがレースはレース。準決勝は地元のエース太田海也との対戦となった。前を任すのは初日も連係した平尾一晃。西九州の結束力を見せて抵抗したい。