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村上翔馬選手は「単騎戦でもやりようはある!」
11月19日から松戸競輪場で「KEIRINフェスティバル」が開催されている。小倉競輪祭の前に行われている7車立A級5R、S級5Rの10R制シリーズだが、21日は最終日となりA級、S級の決勝戦がメインとなる。
A級決勝の9Rに出場する村上翔馬選手に話を聞いてみた。
今シリーズも特選にシードされて5着2着で決勝へ勝ち上がってきた。初日は単騎のハンデを克服できずに終わったが、準決勝は正攻法から3車ラインを味方に突っ張り先行だ。4番手でサラ脚の猪狩裕樹のまくりには屈したが、番手の篠塚光一を振り切っていて内容の濃いレースだった。
「初手で中団に猪狩さんがいるというのは分かっていたけど、3人のラインだったので(細中翔太を)突っ張りました。1本棒になってからは落ち着いてペースを上げる事ができたけど、しっかりラインで決めたかったです」という。いいレースをしたように思えたが、しっかり反省も忘れない。
決勝は初日同様に単騎戦となったが、「ラインができてくれれば有り難かったんですけどね(苦笑)。でも、単騎になったらなったでやりようはありますから。ただ、ちょっと(5番車で)車番が悪いのが…。仕掛けどころを逃さず、しっかり仕掛けて出し切りたい」という。
あと今後の事について雑談をしてみた。
「地区プロでエリミネーションを優勝したので、全プロに出る権利を得たんですよ。来期もA級なので、今期と来期はしっかりS級の点数を取りたい。全プロのエリミネーションで結果を出せば親王牌の権利を得られるし、それを糧に頑張っています(笑顔)」。