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【大宮競輪FⅠ】変化を試みた後藤大輝「南修二さんから言われてハッとした」

2025/10/09

大宮競輪「サンケイスポーツ杯(FI)」が10日に初日を迎える。12RのS級初特選を走る後藤大輝に話を聞いた。

 

S級初日特選は河端之朋が「自力」を選択し、地区的には後藤大輝の番手不在となったが、そこへ阿部拓真、佐藤友和の北日本勢が手を挙げた。

 

 後藤大輝は心を踊らせる。

 

「僕が高校生だから10年前かな。友和さんが冬期移動で久留米に。練習が終わるのを待って、写真を撮ってもらったことも。そんな憧れの選手に付いてもらえるなんて」

 

対して佐藤が「後藤君のレースぶりは見ている。大きなところでもいいレースをしていますよね」と言うように、他地区の選手からも後藤の評価は高い。

 

それでも、後藤は『進化』を求めて変化を試みた。

 

「青森記念では違う戦法をやってみようと、引いてのカマシとかやってみた。けど、それに気が付いた南修二さんに言われてハッとした。「持ち味が生きるのは、いつものような走りじゃないか」と。やっぱり主導権を取るレースこそ自分の持ち味だと再確認できた」

 

南や古性優作、他地区のトップ選手たちが後藤を気にかけるのは、みな後藤のポテンシャルを認めているからだ。また、後藤自身も素直さがあり、謙虚。強くなるために貪欲な姿勢はデビュー4年目も変わらない。

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