【小倉競輪FⅡナイター競輪】セッティングを一変して新たな境地を見出した前田義和

小倉ナイター競輪　前田義和

小倉ナイター競輪「寒北斗酒造杯（ＦⅡ）」

前田義和が初日予選に登場

小倉ナイター競輪「寒北斗酒造杯（ＦⅡ）」が、いよいよ１６日に初日を迎える。予選スタートとなる前田義和に話を聞いた。

セッティングを大幅変更

前回の川崎から中１５日。その間に、大きな変化があったという。
「実は川崎の後、あるＳ級選手のセッティングを参考に自分の自転車を大幅に変えました。練習してみたらすごく感触が良くて。特に出脚が鋭くなり、長い距離をもがいても出し切れるくらいなんです」と、手応えを口にする。

サドルやハンドルの高さも従来と大きく違う。「１センチ以上違うし、全然別物のような感覚でした。最初は体が順応できないと思ったんですけど、案外すんなり乗れました。その後は若手たちと一緒にいい練習ができました」と笑顔を見せる。

固定観念を覆す発見

「自分のセッティングの概念が大きく崩れた感じです。普通、体を沈めて走るならハンドルは低いはずという考えでしたが、その常識自体が覆って目から鱗でした」と、新しい走りへの期待は膨らむ。

得意バンクで挑む予選

小倉バンクは特に得意としている前田。加えてセッティングもバッチリ決まり、今回は期待度がさらに上昇。
「いい形で走れると思います」と意気込み十分だ。初日の熱い走りに注目だ。