アオケイ・小田競・中部競輪・競輪研究4紙合同の競輪サイト
清水裕友が4月高知GⅢ優勝以来の今年2度目のV!
初手は前から犬伏湧也ー清水裕友、単騎の菅田壱道、村田雅一、と続き、嘉永泰斗ー中村圭志ー園田 匠の九州ライン、纐纈洸翔ー志智俊夫の中部の順で並ぶ。纐纈が赤板で切って行くと、単騎の2人は切り替えて行く。最後方になった犬伏が打鐘4コーナーで仕掛けると、2コーナーで先頭の纐纈を捕らえる。最終バックで志智がS班コンビにスイッチして追っていくが、犬伏がパワフルに逃げ粘り、最後は清水が差し切ってのVゴール。S班コンビでのワンツーで、しっかりと人気に応えてシリーズを締め括った。
【優勝】清水裕友
「初手の作戦は前受けか中団の狙い。後は犬伏君の行ける距離で任せていた。嘉永君も犬伏を警戒していたので、逆に自分達はやりやすかった。犬伏君には初日は別線でギャフンと言わされていたので、まずは付け切る事を考えていた。あの仕掛けだと差し切れるかは半信半疑でしたね。でも、オッズで人気になっていたし交わせて良かった。今年はグランプリ出場は厳しいのが現実です…。来年3月には地元のウィナーズGⅡが控えているし、出場の権利獲りには優勝、1着数も大事ですからね。今後は自力でも勝てるように状態を上げて、今年残っている大きいレースを含めて頑張っていきたいです」。
【2着】犬伏湧也
「2車だったし、清水さんを信頼してしっかりとカマした方が2人で決まりやすいと思いました。嘉永さん達の動きも冷静に見えていたし、カマし切って後は自分が裕友さんを併せ切れるかでした。今年、記念でまだ優勝がないので優勝したかったですね。でも、今開催は収穫もあったし、やりたいレースはできた。次もしっかり戦えるように」。
【3着】志智俊夫
「纐纈君との作戦はあの感じで、嘉永君が早く行っても、犬伏君を追っかけて、内や外か来ても出て行くつもりでした。菅田君がもっとピッタリと来ると思ったけど、来なかったので、すかさず切替えさせてもらいました。追いかけても清水君は余裕なので、内も外も踏めないまま直線に入ってしまって。3着で精一杯ですよ。今回は決勝が目標でしたが、ここから1年頑張ってみて、身体が持てば更に上を目指したいですね」。