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【取手・F1】 佐藤大地は「セッティングはそのまま。作戦は臨機応変に考えて臨みます」
8月20日から取手競輪場で「サテライトしおさい鹿島杯」が開催されている。
2日目の21日に行われるA級準決勝の4Rに出場する佐藤大地選手に話を聞いてみた。
予選は人気を背負って1Rに登場。正攻法から坪内恒を突っ張って3車で先行だ。中団先まくりの荻原寿嗣を4コーナーで自ら併せたが、6番手から大外を踏んだ坪内恒に飲み込まれて2着という結果に終わる。
まずはレースを振り返ってもらった。「打鐘から徐々にペースを上げていって、バックでは巧く脚を回せたんですが、2コーナーから踏み上がらなかった。荻原さんがまくって来ていたのが分かったんで、並ばれてあかんと思ったので4コーナーで苦し紛れに自分で張りに行った。坪内さんがまくって来ていたのは分かりませんでした。自分の感覚だと上がりは11秒9か12秒0のくらいな感じ(実際は11秒3でまくった坪内恒は10秒7)。ちょっと手応えがなかったです」と振り返る。
「今回はセッティングを大幅に換えてきたんですが、踏み上がらないしちょっとマズい。だけど、次もセッティングはこのままで行こうと思います。何故かというと、このセッティングはカマシとかの方が本当はいいんです。メンバーにもよるけど、その辺りの作戦は臨機応変に考えていきます」と話す。
最後に現状と今後の抱負を聞いてみた。「自分は地脚がなんですよ。それは分かっているんです。そこをどう付けていくかが今後の課題。今のままS級に上がっても叩かれておしまいだろうし…。もっと脚を付けて、もっと積極的な走りをしてS級へ上がりたい」。