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京王閣競輪場で14日「シン東京ミリオンナイトレース(GIII)」が開幕。初日ガールズ予選①Bで3着の岡田優歩に話を聞いた。
養成所では逃げ数「42」と脅威の数字を残した岡田。
「脚質が地脚なので自分から動いて主導権を握って、逃げ切るレースを目標にやっていました。はじめは全く思うようにはいかなかったけど、一年間貫いて最後の方は結果に結びついてきた」
着実に力をつけて迎えた本デビュー戦だったが、決勝進出とはいかなかった。前検日には「弱気になって後手後手に。その反省を活かして、先に仕掛けてやりたいレースをしたい」と話した。
その言葉の通り、自ら仕掛けて田中まいを併せて主導権を渡さず。捲った梅川風子、梅川マークの太田美穂に先着を許したが、3着に逃げ粘った。
「弱気にならず強気に行けた。梅川さんのスピードが良かったし、いつもなら力んでしまうけど、力まずに踏めたので。3着に残れて良かったです」
男子選手もそうだが、養成所で逃げにこだわっていた選手は脚力もそうだし、その姿勢を貫く根性もすごいと思う。岡田の今後の活躍が楽しみでならない。