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明日6月30日からの川崎競輪はFⅠナイター、ガールズを含めた開催が行われます。
今節は地元の小原太樹をはじめ、村上博幸、和田健太郎、山口拳矢、纐纈洸翔らの好メンバーが集結。
注目は中井太祐、俊亮兄弟の参戦やガールズは二名の新人選手の(ルーキーシリーズを除く)デビュー戦でしょうか。
是非ご期待ください。
前検日の今日はその二名デビューするガールズを採り上げます。
まずは6レースから
6レース L級ガールズ予選1 17:55発走 半田 水晶 (茨城128期)
「もともとは陸上の円盤投げをやっていました。小坂丈(121期)さんと知り合って、縁があって芦澤大輔さんにお世話になることになりました。養成所にいた時からずっと先行していたし、デビューしてからもそれを変わらずやっていこうと思っています。それが自分の持ち味なのかなと。芦澤さんが追加で今回参加なので凄く心強いですね。ここの来る前には『自分のやりたい事を、出し惜しみすることないように』と言ってくださったのでそのつもりで頑張りたいです。」
そして
「まずは自分の今の立ち位置をしっかり理解する意味でも、主導権は誰にも渡さないつもりで行きたいです。」
と力強く話してました。
今節11レースに出走する師匠の芦澤大輔は「今回は追加です。空いていたのもあるし、半田さんのデビューでもあるので参加しようと。とにかく、彼女には悔いの残らないように。彼女自身もそうだし、お客さんや周りのみんなが納得するような走りをしてくれればそれが一番です」と話してました。また同じ6レースで対戦する戸田瑞姫も「半田さんといきなり一緒ですか?練習も一緒にしますけど、強いですよ~」と話していました。
今回デビューする128期でも適性出身で評判も高い選手だけに初日に注目したいですね。
続いては7レースから
7レース L級ガールズ予選1 18:19発走 高崎 千賀 (神奈川128期)
「もともとずっと柔道をやっていました。ガールズケイリンに出会って、大西健士(88期)さんの下で選手になろうと。一番最初は適性試験受けてダメで、それからは本腰入れて、勤めていた会社もやめて試験に取り組んで3回目で合格しました。柔道である程度パワーには自信があったのですが、それを自転車にうまく伝えるのが難しくて苦労しましたね。養成所では年長者というのもあって、生徒会長もやっていました。色々大変なこともあったけど、いい経験でしたね。養成所を卒業してルーキーシリーズに参加したけど、別府で落車してしまって。こっちに帰ってから肋骨が折れていたのがわかって。今も完全に良くなっているわけではないけど、柔道をやっていた時にはもっと酷いケガをしていたのでそれを考えたら大丈夫です。」
自身の持ち味は?
「判断力というか、一瞬の見極めというかそういう所でしょうか。脚的にはまだまだ足りないと思うけど、強い気持ちだけは負けては無いと思います。ルーキーシリーズもそんなに走れなかったし、今回は強い先輩方も多いけど、何とか位置取ってそこで勝負できるように頑張りたいです。」
二人の本デビュー戦にぜひとも注目してください。