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小倉競輪 山崎将幸
小倉ナイター競輪「オッズパークホークス杯(F1)」は二日目を迎えた。A級準決勝戦を勝ち上がった山崎将幸に話を聞いた。
準決は小原唯の番手。その小原が別線の巻き返しを全てシャットアウトし、絶好の展開となった。「準決に関しては全部、小原さんがやってくれました。本当に今回は周りに助けてもらっている」とレース後に振り返った。文句なしの状態にも見える山崎だが「全部いい訳ではない」とも言う。
その理由を聞いてみると「以前から股関節の状態があまり良くなく、ケアしながらやっているけど、5月はあまり練習ができない日も多かった。そういった体の問題もあるし、次のS級に向けて戦える状態にするためにもセッティングなど試行錯誤している」と話す。特にセッティングに関しては、今乗れている阿部力也に色々とアドバイスを受けているようだ。「別府のレインボーから今までのセッティングとはガラリと違う自転車に乗っている。それがまだ完全に馴染んでいないし、もう少し調整する必要もある。A級では何とかなっても今の状態ではS級は厳しいでしょうから。方向性は間違っていないはずなので、後は体の状態と相談しながら、少しずつ上げていきたい」と教えてくれた。
課題をクリアするためにも、一戦一戦を大事にして、そこで得た経験をもとにもっと上昇する山崎の走りに今後も注目していきたい。