【四日市競輪 大阪・関西万博協賛 ベイサイドナイトドリームGⅢナイター】Ｓ級優勝者インタビューと２着３着のレース後コメント

南関ラインの結束を見せて簗田一輝が優勝

前を取ったのは谷口遼平と上田国広の地元ライン。後ろから野口裕史ー簗田一輝ー東龍之介の南関ラインが打鐘のタイミングで出切り先行。地元は中団におさまると、残り一周では単騎の渡部哲男だけ外に浮いて、ほぼ一本棒の隊列に。最終バックでは河村雅章も仕掛けるが、四番手から谷口が合わせて仕掛けていく。逃げた野口の番手有利に簗田がシャープに伸びてＶゴール。三番手で続いた東が２着。上田が内を突くも３着の結果に。

優勝     梁田一輝

「作戦は僕は考えてなく、全て野口さんで。野口さんのあれは得意パターンでしたね。野口さんの駆け方が上手だったし、絡まれないように駆けてくれました。もっと、ごちゃつくかと思ったけど、すんなり谷口さんが４番手だったので。あんまり遅いと外から伸びてくるし、自分から売れていたので、若干早めに踏んで後ろを連れ込めればと。勝ち上がれはしたけど、ラインで決められなかったりと不完全燃焼だった。最後に勝ち切れて良かった。前回のＧⅢ優勝もこの時期？言われてみればそうですね。ケガだけないのが向上の要因。今後もケガだけはしないように」。

2着   東龍之介

「車番は悪かったけど、中団は取りたかった。そこは出た所勝負でした。野口さんが本当に強い気持ちで行ってくれました。自分はとりあえず良かったです。内や外への対応はできたと思う。車を触って乗る場所は楽な位置になったし、２日目に比べたら良かったので。野口さんがチャンスを作ってくれた事に感謝して、次に繋げていきたい」。

3着   上田国広

「地元として悔しいですね。せっかく二人で乗れたので。遼平の判断に任せていたし、前を取って早く相手が来るなら、構えて一発でもと。どっちかが優勝するつもりで走っていました。最短コースでもなかったし、相手にも当たってしまったので。脚力の無さですね。ホームバンクで悔しいけど、また次を頑張ります」。