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レースは元砂七夕美がスタートを取ると、後ろから上がってきた飯田風音を迎え入れる。
打鐘で6番手から石井寛子がじわりと上昇して行くと、那須萌美が乗って行く。
残り一周では先頭の飯田のスピードが上がって先行態勢に。1センターで石井が外から仕掛けると、バックで飯田を捕らえる。
先頭に立った石井の後位で飯田と那須が粘るが、石井が押し切って貫禄の完全優勝。
183回目の優勝を達成した石井は
「三週間の練習の成果が出せました。こういった冠のあるレースの方が強いのかも。決勝はバッチリでした。仕掛けようと思うのじゃなくて、すんなりと身体が動いてくれました。行ける所から行けましたね。これで、良い報告ができるし、ファンの方達にも喜んでもらえます。次はミッド戦(玉野)だけど、その次はパールカップ(岸和田)。練習がミッドの時間になっているので、パールカップを見据えて昼にシフトしていかないと。(GⅠは)初日から勝負なので、次戦もしっかりと集中して走りたいと思います」とレース後に話してくれた。