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【京王閣 ミッドナイト競輪 F2】タテヨコ自在の栗本尚宗選手は『しっかり展開を読んで、より集中して臨みたい』
5月4日から京王閣競輪場で「ウィンチケットミッドナイト競輪」が開催されている。
最終日の5月6日に行われる決勝7Rに出場する栗本尚宗選手に話を聞いてみた。
まずは勝ち上がりだが、初日は6番手からのまくりだった。キツい展開となったが、何とか外々で凌いで2着に入る。準決勝は岩井芯との対戦になったが、岩井芯-宮越孝治のロングまくりにスイッチし、前の宮越孝治を直線で捕らえて2着とオール連対にて決勝へ進出だ。
準決勝の走りについて聞いてみると「ベストの競走は岩井君よりも先に仕掛ける事だったけど…。ホームでは土田君もメイチで踏んでいたし、カカってもいたから岩井君は来ないかと思って…。気づいた時にはヨコまで来ていたので対応が遅れてしまった。ただ、スイッチするもの余裕を持ってできたし、付けてからは楽に脚を回す事ができた。前の宮越さんの動きもしっかり見えていたし、内に下りたので外を踏みました」と振り返る。
決勝は橋本智昭が単騎という事もあり、競走スタイルから番手もあるかと思えたが「地区も違うし、自分でやりますよ」とキッパリだ。
決勝への意気込みを聞いてみると「脚の感じは凄くいいんですよ。それに橋本さんに付いてしまうと自分の持ち味を出せなくなるし、それで単騎を選択しました。しっかり展開を読んで、より集中して臨めばチャンスはあると思う。もう優勝したのなんて思い出せないくらい前ですよ。弾みをつけられるような結果を出したいですね」と言って締め括ってくれた。