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【京王閣 ミッドナイト競輪 F2】S降りの泉慶輔選手は『高みを目指してセットを換えた』
5月4日から京王閣競輪場で「ウィンチケットミッドナイト」が開催されている。
2日目の準決勝7Rに出場する泉慶輔選手に話を聞いてみた。
初日は予選からのスタートとなったが、佐々木吉徳の強烈なまくりにピタリと続いた。差すまでには至らなかったが、2着で入って準決勝への進出を決めた。
「佐々木さんは下げて車間を切っていたし、余裕があったんでしょうね。踏み出しも凄かったし。自分も差しにはいったんですけど抜けませんでした(苦笑)。今回は高みを目指してセッティングを換えてみたんだけど、(思案顔で)走ってみて『う~ん』という感じ。別に悪いって感じはしないんですけどね」と振り返る。
また近況の事を聞いてみると「昨年のここ(10月の京王閣記念)で落車したんですが、あのあと5日間くらい動けなかったんですよ。そこでケガをしてしまってバランスを崩してしまったし、その後も月一くらいで落車したりした。それもあって体の方が全然で…。それでようやく『落車したらダメなんだ』というのを学びました(苦笑)。まだいい時の5割もいってないかな? だからいい時に突っ込めていたところが突っ込めなくなっている。そういうのもあって成績の方が上がって来ないんですよ。それもあって焦らず少しずつ時間をかけて戻していくしかないかなと思っています」と話す。
準決勝は同県同期の橋本智昭の番手となったが「橋本さんとはアマチュア時代から一緒にやっているんですよね。だけど、相性と言われると「?」です。本当に強いですからね。あと大きい声では言えないんですけど、前に小田原で連係した時があったんです。その時はガチガチに緊張してしまって、橋本さんが外併走からまくって行った時に後輪と接触してしまって橋本さんが落ちました(苦笑)」と言って話が終わった。