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まえばし春風賞GⅢの三日目が終わりました。
今日も落車事故が複数ありましたが、そんな中勝ち上がってきた九名によって明日は決勝戦が行われます。
点数上位の和田真久留や、実力者の山崎芳仁、そして地元の新鋭・篠田幸希らが勝ち上がりました。篠田選手の勝ったレースはお客さんの声援がひと際大きかった印象です。
勝ち上がりは逃したけど最終日、また、この先面白そうな選手を二名ピックアップ。
まずは同県で大学の大先輩とのワンツーを決めたこの人
七レース 特選 13:40発走 染谷 幸喜 (千葉111期)
「番手の海老根恵太さんは大学(順天堂大学・陸上部)の大先輩なので頑張りました。位置は山根将太君の後ろからが良いと思っていたので中団に入りました。切った上を叩きたかったし理想の形になりましたね。赤板を目掛けて仕掛けました。駆けはじめはオーバーペースだったのできつかったけど、あとは気持ちで行きました。今回使っているフレームはしっかりカカるような感じで、まさに前橋には合っていますね。今、点数的にはギリギリだと思うので、少しでも上げられるように最終日も頑張ります。」
今回使っているフレームが一気に仕掛けたときにより威力が発揮するものだそうで、初日みたいな一撃で仕掛けるレースになったときは面白そうです。
続いては二日目から連勝を決めたこの人
十一レース 特別優秀 15:55発走 本郷 雄三 (熊本99期)
「前か中団が取れればいいなと。前ならカマシで、切って切った上を行くつもりでした。菅原大也君が出て、緩んではいなかったけど、後ろに松岡貴久さんが付いていた以上行かないわけにはいかないですから。駆け出しの4コーナーの所はドリフト気味になって、それがなければバックでは出られたと思います。久々の自力で、感覚的にはあまりよくわからない。本当は自力はやりたくないけど、そのレースそのレースで自分のやれることをやれれば。」
最終日は荒井崇博―坂本健太郎の三番手のレースとなりますが、タテ脚は侮れないですし、また次回以降のレースでもマークする必要はありそうですね。
決勝戦も、それ以外のレースもお楽しみに!