アオケイ・小田競・中部競輪・競輪研究4紙合同の競輪サイト
京王閣競輪場の「JFN杯&日刊スポーツ杯(F2)」が7日から初日を迎える。 初日のガールズ予選① 7Rに出走予定の小林莉子に話を聞いた。
「自転車とのマッチ感がもうちょっと欲しいんですよね」と一番最初に口にした小林。「今回は違うサイズのフレームを使おうかなと。前のと2台持ってきているので、走ってみてどうかなと」コメントしていた。
ガールズケイリンでもスピードが求められるようになり、ナショナルチームが使っていたブリヂストンのTS9を使っている選手がかなり増えたが、最近はよりスピードを求めて『ビッグフレーム』が流行してきている。
そういった流れもあったので、記者はてっきり大きくしたのかなと思っていたが、「MからSにしました! 時代と逆行していますよね(苦笑)。皆がLを探している中で自分は必死にSサイズを探していました(笑)」とのことだった。
「同じフレーム(ブリヂストンのTS9)だけど、小さい方が練習の感じはよかったんですよね。最近は仕掛けるタイミングが早くなってきたけど、今のフレームは早めに行かないとスピードが乗らないんですよね。このフレームでクイックに動ける人って凄いと思う。上で戦う為にはタテを出せないと。混戦は得意だけど、その中で出さなきゃ」。
ガールズケイリンでもG1が始まり、上位の戦いはかなり熾烈になってきている。4月にはオールガールズクラシックも控えているし、小林もそこに向けても仕上げていきたいところだろう。
時代と逆行しているスモールフレームかもしれないが、持ち前の立ち回りの巧さでまずは白星発進を狙っていく。