【日本競輪選手養成所 卒業記念レース2025】女子決勝　レース後　コメント

卒業記念レース

優勝　

岩元杏奈　候補生　（宮崎）

「優勝できてとっても嬉しいです。前を獲って自力選手の後ろに付く。思い通りのレースになりました。番手にスイッチしてからは焦らずに捲って行こうと。最後接戦だったのでまさか１着とは。酒井さんに行かれてしまったと思ったので、放送を聞いてびっくりでした。今回は全部捲りになってしまったけど、結果が付いて来たのは良かったこと。自分は最後まで踏めてタレない脚質が武器だと思うので、長所を生かせるレースをしたい。憧れの選手は加瀬さん。チャンスがあれば先行もできるように。これからも焦らずに自分の走りを続けて行きたい」。

２着　

酒井亜樹　候補生　（大阪）

「決勝のプランは、訓練レースと同様に自力を出して戦いたかったですが、最近の調子が上がっていないせいか勝ちに回ってしまって…。想像していたよりも後方に置かれてしまったのも失敗でした。直線に入ってからは必死に踏み込み伸びは悪くはなかったですが、今までトーナメントで優勝していなかったので何とかしたかったのにレースを振り返ると情けなかったですね…。デビューしてからのガールズ戦は甘くはないはずですし、走りながら戦い方や戦法などを学んでいきたいですね。７日の卒業後は伊豆に住まいを移して、９日にネーションズカップに出発して、ナショナルチームでも頑張っていきたいと思っています」。

３着　

北岡マリア候補生　（石川）

「スタートを出て酒井さんの後ろを狙っていた。予想通りの形になって自分から動くことは考えていなかった。岡田さんと半田さんがお互いに仕掛ける展開になったときに一緒に出たけど、あそこで踏み遅れてしまったのは反省。そのあとは岩元さんの後ろに切り替える形で美味しい位置とは思ったけど、４角からの進みが良くなかった。この卒業記念は自分の中で楽しんで走ろうとテーマを決めていた。楽しむ走りはできたと思う。ルーキーシリーズでは違った自分の姿を見せられるように。しっかり練習して強くなりたい」。