グレードレース

【豊橋競輪 第40回読売新聞社杯全日本選抜競輪GⅠ】開催展望

2025/02/18

今年最初のGⅠレース全日本選抜競輪が豊橋競輪場で幕を開ける。S班選手を中心に強豪が集結し熾烈な優勝争いを繰り広げる。

今年初のGⅠを制するのは誰か。優勝争いの中心はS班含む初日特選組の27名。

古性優作、脇本雄太の近畿最強コンビは窓場千加頼、寺崎浩平をリードしていく。

昨年2度目のグランプリ制覇となった古性は当大会2度制覇。昨年は前半伸びなかっただけに今年は相性の良い大会でスタートダッシュを決めたい。

また脇本は当大会を制覇すると競輪界で初となるグランプリ+GⅠ6大会の完全グラントスラムとなる。輪界最強の名に相応しい栄冠を頼もしい近畿勢と共に掴んでもらいたい。


連覇を狙う郡司浩平を中心に岩本俊介、深谷知広、松井宏佑が南関東勢を結束。

もう1人のS班北井佑季は欠場となってしまったが近況の南関東勢の勢いはとてつもないし、直近の記念は4連続南関東勢の優勝。

エース郡司は既に記念2連続で優勝しているしなにより昨年当大会覇者。連覇のかかる大会で今年も1番最初にグランプリの権利を獲得したい。

また深谷は初めて地元・静岡記念を制して勢い十分で乗り込んでくるだろう。豊橋は移籍前のホームバンクで思い入れも人一倍強いはず。

もう1人のS班岩本も怪我でスタートは遅くなったが安定した走りをしているし、松井も調子がイマイチな中で奈良記念を優勝と徐々に上げてきているだろう。


眞杉匠が引っ張る関東勢は平原康多、吉田拓矢。

眞杉は斡旋停止で静岡記念から今年初出走となったが決勝以外はしっかりと強い走りをしていたように思えたし1開催終えたことでGⅠにも良い感覚で乗り込めるだろう。

一方平原は昨年10月の寬仁親王牌から5ヵ月で5回の落車。それに加え持病の腰痛もあり身体面での不安が大きくなんとか食らいついて行けるかどうか。

S級1班に戻った吉田は特別選抜予選からのスタートで気持ち的にも大きいだろう。SS復帰を待つ声も多い中で今年は眞杉と2人で年末を走れるよう一発目から気合いを入れていきたい。


新山響平は持ち味の果敢駆けで真っ向勝負。

先行のスタイルを崩さない新山はカッコいいし応援したい。ただ新田祐大、佐藤慎太郎の2人が今大会は不在で少し手薄。昨年は決勝進出も北日本からは新山だけだったし勝ち上がりの段階からラインで決まる競争で決勝に仲間と一緒に乗ることを目指したい。


清水裕友、松浦悠士、犬伏湧也の中四国トリオも好連係を。九州からは決め脚健在の荒井崇博。

清水は5年前の当地・当大会で初のGⅠ制覇。今回は思い入れも強い大会になるだろうが年始の立川記念を途中欠場から静岡記念も欠場。状態面に不安があるままになるだろうが強い気持ちで払拭してくれるはず。

S班から陥落した松浦は斡旋停止で静岡記念から復帰。凄く仕上がっているように見えたが準決勝で無念の落車。ただ軽傷で済んだようだしS班復帰を目指して昨年は少なかったGⅠ決勝の舞台にまず乗ってからタイトル獲得と行きたいところ。

犬伏はいつタイトルを獲ってもおかしくない。昨年の競輪祭では準優勝、賞金ランキング10位とS班までもあと一歩のところまで来ている。決勝の舞台に乗ることが出来ればいつでも一発決まる可能性がある。

荒井のタテ脚は十分だし良い目標があればいつでも優勝出来るチャンスはあるだろう。


地元中部地区の中心は浅井康太。

唯一の地元だった藤井侑吾は静岡記念最終日を当日欠場からそのままGⅠも欠場となり、中部の層は更に手薄となってしまったが浅井自身も調子は良さそうだし、山口拳矢も今年はスタートダッシュを決めている。中部勢で地元地区GⅠをしっかりと盛り上げたい。

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