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宇都宮競輪「HPCJC杯・スポニチ杯(F1)」は本日11日に準決勝戦を迎えた。同県の青野将を目標にして1着で勝ち上がった松谷秀幸に話を聞いた。
レースは青野将と東矢圭の2分戦となった。最終的に青野が飛び出して主導権を奪取。番手の松谷は展開絶好となった。「青野君が本当に頑張ってくれました。良い感じで駆けてくれました」と青野の頑張りを褒め称える。しかし、単純に勝てば良いだけの番手ではない。「(頑張っているから)できれば青野を残してやりたかった。もっと車間を斬るってのもあったかもしれないけど、あまり斬りすぎて追い込む時に後ろを全部連れてきてしまうのもあったので、少しだけしか空けられなかった。500バンクの番手というのは色々な意味で難しいですね」とレースを振り返った。
決勝は目標がなく総力戦の流れ。「もう、展開に応じてそれこそ何でもですね。自転車はどちらかと言えば追い込み寄りにしてあるけど、タテに踏む余地もある。周りの動きを見てしっかりと」と話す。前検日には『選手になって一番成績がいい』と言っていた松谷。それこそ、今の状態なら決勝の様な難しいレースも何とか攻略できる可能性がありそうだ。