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宇都宮競輪 森田一郎
宇都宮競輪「HPCJC杯・スポニチ杯(F1)」は10日に初日を迎えた。1ヶ月以上実戦を離れていた森田一郎に話を聞いた。
西武園競輪を走り終えたあとに欠場となった森田一郎。腰痛に悩む選手は何人もいるが、森田もそのうちの1人だ。「腰痛があって、その原因を検査するために徳島へ行き、検査をしていました。原因は分かったので、これからも続く選手生活を考えて手術を考えています。ただ、中々先生の予約がとれないので、しばらくはこのまま走ることになりそうです」と話す。入院していた期間が長く、練習らしい練習はやっていなかったという森田だが、
予選では俊敏な反応から最終主導権。ラインでワンツーを決めた。「比較的落ち着いて走れたので良かった。一瞬、構えようかとも思ったけど、自分らしいいつも通りのレースをすると決めていたので、それが良い走りに繋がったんだと思います」とレースを振り返る。
師事する山信田学や先輩の森田優弥からは、練習のことだけではなく、メンタル面に至るまで指導を受けている様で「競輪は力だけではないことを山信田さんからは教えて貰っている。さらに、グレードレースでも走っている森田優さんは自分には分からない所までも教えてくれる」と周りがあっての自分があると真情を吐露。
メンバーが良い今節の準決は確実に相手が強化されるが、持ち前のスピードを生かして善戦することに期待したい。