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フリーアナウンサーとして活躍中の星野めぐみさんが、注目選手をピックアップして独自の目線でインタビュー!!
今回は奈良競輪 開設74周年記念春日賞争覇戦GⅢ(2月8日~2月11日)に出場中の小林泰正選手(113期・群馬)にお話を伺いました
-星野「初日特選競走は一着でした。おめでとうございます。一走していかがでしたか? 」
-小林「佐々木悠葵選手を目標にしたレースだったんですが、レース前に長い距離でも仕掛けると言っていたので、自分はしっかりと付いていく事だけを考えていました」
-星野「佐々木選手の仕掛けたスピードも良かったと思うのですが、追走していかがでしたか?」
-小林「自分の状態も上がっているので、そこは問題なかったです。ただ、車間をあけるのが早すぎて…。結果的にタテに踏む事になりました。佐々木君と決められなかったのが反省点ですね」
-星野「ご自身としては今年は和歌山記念も初日特選を制していますし、流れはいいんじゃないですか? 」
-小林「そうですね。昨年は後半戦、オールスターに向けての練習中に落車してしまい、怪我をしましたが、前半戦は2回もGⅠで決勝に乗る事ができて、そのあたりから変わってきた印象があります」
-星野「怪我の状態はいかがですか? 」
-小林「8割くらい戻ってきているかなという感じです。今は、練習も怪我を治す事が中心になっているので、まだまだ本調子ではありませんが、セッティングを見直したりと試行錯誤しています。なんとか、今シリーズあと3走で弾みをつけて次の全日本選抜競輪に繋げたいですね 」
-星野「現状の課題は何かありますか? 」
-小林「今日もそうだったんですが、やっぱり番手を回るときはラインで決められるようにならないといけないと思います。どうしても焦って前に踏んでしまうところがあるので、ヨコでしっかり対応することや、焦らず引きつけてレースが出来るようになりたい。そして、ラインの前を回る時は自分でしっかりとスピードを上げ切れるようになりたいです」
-星野「練習面でも常に新しいことを取り入れてらっしゃると伺いましたが、直前は岸和田で合宿もされていたんですよね」
-小林「同期の眞杉、中釜と岸和田で合宿してきました。いつも地元では長い距離の練習を中心にしているのですが、合宿ではダッシュ系が多く、そのあたりは刺激がありましたね」
-星野「地区によって練習方法も違うんですね! 」
-小林「そうですね。色んな事を取り入れることによって選手としての意識も変わってきていますし、デビューした時は何でも出来る選手になりたいと思っていましたが、それでは大きなレースでは勝てない。
例え力負けしてもラインの先頭の時は力を出し切るレースをしていくことが結果に繋がるし、関東勢も盛り上がってくると思います。そのためにも奈良記念ではどの位置でもしっかり結果を出したいですね」
-星野「応援しています。では、最後に皆さんにメッセージをお願いします!」
-小林「残り3日間、ラインの先頭の時は力を出し切り、マーク戦の時はラインで決める競走をしていきます。応援よろしくお願いします!!」