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静岡競輪場では28日から3日間、「KEIRINグランプリシリーズ」を開催。最終日の30日はメインレースで「KEIRINグランプリ2024」が行われる。出場する9名の選手に話を聞いた。
1番車 古性優作
去年のグランプリが終わって「全てのGIを獲る」と言って、獲れたのは2つ。数も3つから1つ減り、個人的には良くない一年だった。でも、寺崎君や窓場君の成長がめちゃくちゃ嬉しかった一年でもあった。ここまでは怪我のないように攻めたトレーニングができた。静岡はグランプリを獲ったバンク。走っていて気持ちが良いし、相性は良いと思う。
脇本さんの後ろで頑張ります。
2番車 平原康多
優勝した日本選手権の6日間は体調が良くて、それ以外は良いところなし。後半戦は3場所連続で落車。競輪祭は気合で走った。そのダメージもあって、この一か月で何とか立て直せたかなという感じ。自転車は落車続きで流れも良くないし、ダービー辺りで使っていたフレームに戻す。
眞杉の後ろ。彼は天才なので、あとは自分がどれだけ付いて行けるかどうか。
3番車 郡司浩平
競輪祭の怪我はケアをしてすぐに良くなったし、すぐに練習できた。自分なりに充実した1か月を過ごせたし、体調面もばっちり。直前は静岡バンクに2日間入って、レースと同じ時間帯にも乗れた。自転車は2週間前に届いた新車を使う。練習では違和感なく乗れた。
北井さんの後ろ。前も後ろも心強いし、3人で意思疎通のレースができれば。
4番車 眞杉匠
この一か月はやりたい練習もできたし、合宿もやって充実した期間になった。自転車のセッティングも良い方向に出ている。静岡は7車立てで2度優勝し、イメージは良い。ただ、9車立ては初めて。
自力。平原さんと2人で力を出し切ってワンツーという最高の形になれば。
5番車 岩本俊介
この一年は何だか凄い結果を残して、(プレッシャーに)押し潰されそうにもなって。良い経験ができた。競輪祭が終わってからは普通の練習に戻って、地味にいつも通りやってきた。
北井君、郡司君の3番手をしっかり固めて総力戦で挑む。
6番車 清水裕友
今年は後半戦に失速して悔しい一年に。落車の怪我は大したことなく、体調面で思うようにいかなかった。競輪祭も全く良いとこなし。ここまではしっかり普段通りに練習し、やれることはやってきた。自転車は新車で練習での感じは良かった。
新山さんもいるし、前夜祭の後にも考え直してみたけど…やっぱり単騎で(笑)。出たところ勝負。
7番車 北井佑季
今年は上手くいった部分、そうでなかった部分と大きく別れた一年。競輪祭の後に大垣
記念を走ったのは、グランプリまでに12月前半に走っておきたかった。結果も良くないし、体も動ききっていなかった。でも、ここに向けて状態は上がってきている。練習で乗ってみて感じの良かった新車をレースでぶっつけで使う。不安はない。
南関の先頭で自力。
8番車 新山響平
今年は結果をあまり出せなかったけど、内容にこだわってやってきて納得のできる一年に。広島記念(in玉野)はレース感が鈍ったりしないように走っておきたかった。モチベーションの維持にも繋がった。やりたいことをやって、やりのこしたことはない。
単騎で自力。レースの流れで体が動いたところで仕掛けたい。
9番車 脇本雄太
昨年の怪我を今年の前半戦までは引っ張っていて、後半戦も調子の波があった。全体的に苦労した一年だった。練習の感じは違和感なく、良いかなって感じ。静岡は18年のグランプリ以来。改修工事もあったし、指定練習を乗ってみて。
いつも通り自分が古性君の前で自力。9番車はグランプリを優勝した時の車番だし、髪も紫に染めてきた。