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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で「PIST6 Championship」の「12月第2戦」が12月12日から開幕する。初出場の梅崎隆介に話を聞いた。
初出場の梅崎。タイムトライアルは10秒529で全体9位。
「久々の250バンクでコース取りも迷いながらだった。だけど、Gがかかるしスピードが出て楽しい!ジェットコースターみたいな、アトラクションっす!恐怖心はないですね」と興奮気味。
先月末に開催された九州地区プロ競技大会では、1kmタイムトライアルに出場。11歳年下の前年覇者・後藤大輝を破って、初優勝(1分06秒744)を飾った。
「独走やタイム競技が好きでPIST6も走りたいと思っていた。競輪とは違ってフレッシュな気持ちで走れるのも良いなって。次走に地元記念を控えているけど、良い刺激になると思う」と出場の経緯を明かす。
梅崎は長崎のオールドルーキーとして注目を集めたが、デビュー3年目の今年はS級に昇級すると初のGIにも出場。
「学生時代はサッカーにバスケ、水泳、何でもやっていた。飽き性だから(笑)。社会人になってトライアスロンを始めて、気が付いたら競輪選手に」と運動歴からも身体能力は折り紙付き。
「井上(昌己)さんたちと練習するようになってから、苦手分野が伸びてきた。昭和の練習なんですよ。とにかく量をこなしてって感じです」と表情からは充実感が漂う。
また、待望の女の子が誕生したそうで「オムツ代、稼いでくるね~と言ってレースに来た」とデレデレ顔。頑張る理由がまた1つ増えた今、梅崎の更なる活躍に期待したい。