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フリーアナウンサーとして活躍中の星野めぐみさんが、注目選手をピックアップして独自の目線でインタビュー!!
今回は奈良競輪FⅠナイター(12月4日~12月6日)に出場する鈴木浩太選手(119期・千葉)にお話を伺いました。
ー星野「10⽉21⽇に特別昇級して1ヶ⽉程経ちましたが、2度⽬のS級戦はいかがですか?」
ー鈴⽊「前⾛の地元戦では決勝に乗れましたが、内容的に良い⾛りが出来たとは思っていません。身体の状態はA級を⾛っていた8⽉から9⽉がとても良く、そこから落ちてきたところでS級になったので、まだ戦える状態でないのが正直な所です。でも、練習を含め全体的な内容は悪くなっていないと思っているので、ここからですね」
ー星野「次期がA級になるかもって時は後1点、競⾛得点をあげれば残留できる!と頑張っていらっしゃいましたね」
ー鈴⽊「あの時は、なんとかしてS級に残りたいって気持ちがあって⾊々と試したんですが、焦りもあったのかそれが逆⽅向に出たって感じです」
ー星野「どんなことを試されたんですか?」
ー鈴⽊「セッティングとか⾃転⾞ですね。競輪は⾃転⾞という機材を扱って戦うものなので、⾃分の⼒はもちろんですが、⼒以上に良くしよう、良くなりたいって思うと、どうしてもセッティングや⾃転⾞を⾊々と試したくなります。
特にS級にいた頃は競⾛得点が103点あって、試してダメでもまだ点数に余裕あるなって感じで…、それが、試⾏錯誤するうちに全く噛み合わなくなってしまったんです。そして、焦って更に⾊々と試したけど間に合わなくて、A級が決まってしまってしまいました」
ー星野「でも、そのA級戦では緒戦で優勝、その後、9連勝してすぐにS級へいきました」
ー鈴⽊「A級が決まってからは、そこで戦う準備をしていました。⻑くいたくないし、前期S級としてはA級戦で負けられないじゃないですか。そんな気持ちがあった中での9連勝で、ホッとした所もあります」
ー星野「今回のS級戦は前回と⽐較して違いはありますか?」
ー鈴⽊「やっぱりメンタル⾯が違いますね。練習とかレースに臨むにしても、いろいろな⾯でやる気を保てている気がします」
ー星野「A級を経験したのは良かったってことですか?」
ー鈴⽊「そうですね。デビューして半年でS級に⾏って、あぐらをかいてた部分もあります。ある程度勝ってしまえば満⾜して、そこからもっと貪欲になることができなかった。その辺の意識が変わったので、今思えば良かったと思います。
それにやっぱり練習量と成績って⽐例するんだなって実感しています。今はオフもしっかり取って、みんなで練習する部分と、⾃分なりに考えて1⼈でやる練習と分けてやっています」
ー星野「今の⽬標はなんですか?」
ー鈴⽊「S級にいれば満⾜!ではなくて、S級の上位の選⼿になりたいと思っています。時間はかかるかもしれませんが、30代は特別競輪の常連にもなっていたい。そのためにも、F1ではコンスタントに決勝に乗ることが⽬先の⽬標ですね」
ー星野「さて、明⽇からは奈良のシリーズが始まりますね。バンクの相性はどうですか?」
ー鈴⽊「奈良バンクはあんまり良い印象がなくって…でも、初⽇は相⼿も強いですが⼒を出し切る⾛りをしたいと思います」
ー星野「注⽬しています!では、最後にトリマクリをご覧の皆さまにメッセージをお願いします」
ー鈴⽊「前回、地元で決勝に乗れていますし、連続で決勝に乗れるように頑張ります。応援よろしくお願いします!!」