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松戸競輪場のナイター競輪「ベルハンマーカップ(F1)」が27日に最終日を迎える。 最終日の10R A級決勝を走る林昴に話を聞いた。
連日いい逃げっぷりを披露し、2着1着で勝ち上がった林。初日には「久々にいいレースができた」と満面の笑みを浮かべていた。
「逃げを封じられてきて、捲りや位置取りをするようになっていたけど、やっぱり自分は逃げですね。初日は明田さんが仕事してくれて、準決勝は小竹さんがすごく仕事をしてくれた。連日後ろに助けられているけど、いずれは後ろの援護がなくても平気なくらいにならないと」とラインのありがたみを感じながらも、今後に向けて意気込んだ。
決勝メンバーが出た直後は『単騎になるかも…』と言っていたが、結果は初日に連係した明田春喜が『初日もお世話になった林君と』マークすることになった。初日のレース後に「明田さんは仕事をしてくれるし、心強い。敵だったら嫌だけど、味方は嬉しい」とも話していたし、「単騎で一発狙ってやろうって思っても、できた試しがないんですよね(苦笑)」と言っていたし、林にとってはプラスに働きそうだ。
ちなみに、林兄弟は『逃げ』のイメージが強いが、「慶次郎は何でもできるけど、自分と大悟は逃げの方が向いているんです」と教えてくれた。(アオケイ・宮本記者)