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高松競輪 2日目 1R 7番車
野口修平 選手
記者「緑川選手らしくない成績が続いていますね。」
緑川「豊橋の落車で椎間板が飛び出して脊椎を圧迫し、当初は首から下の感覚が全くなかったんですよ。僕ももう終わりかなって思いました。入院は5日間で感覚も戻ってきたんですけど、右腕は麻痺まではいかないけど違和感が残っている。肘から下の力が入らない時があるんですよ。最初は手を洗う時に水に触れるだけで激痛が走ったりと大変でした。そこから一ヶ月後には右耳が聞こえなくなって、激しい眩暈も。眩暈なんて起こした事もなかったからビックリしましたね。色んな人にアドバイスを貰って治療院でリハビリをやっています。マッサージとか鍼治療とか。いい先生がいるって聞くと試していました。今は地元の治療院で見て貰っています。早く、自分の納得できる走りがしたいですね。走れるまで回復できた事に感謝しつつ、焦らずに怪我の治療を頑張ります。」
再起不能になっていたかもしれない大怪我を負っていた野口。全盛期のパワフルな先行は迫力があった。勝つ選手がいれば、負ける選手もいる。G1の華やかな舞台で活躍する選手もいれば、怪我に苦しむ選手もいる。日々リハビリと練習に励む野口を陰ながら応援したいと思った。