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松戸競輪場のモーニング競輪「第3回ノベルティ屋CUP(F2)」が16日に最終日を迎える。 7RのA級決勝に勝ち上がったシリーズリーダーの梁島邦友に話を聞いた。
初日は前受けから突っ張り切っての先行で後ろに交わされ2着。準決勝は突っ張り切れず、末廣快理に叩かれたものの捲り返しての1着。前回の名古屋は3日間、バック取りのレースとかなり積極的なレースが見えている。その走りの変化は先日発表された12月の佐世保記念で行われるレインボーカップに関係していた。
「レインボーカップに向けても前回の名古屋から積極的に踏もうと意識している。来期のS級点は取れていないので、できればレインボーでS級を決めたい」と強い意志があった。
準決勝のレース後には「後ろがゴチャついているかもと思ったけど、確認する余裕がなかった。末廣さんのカマシに気付いたけど、反応できなかった。あれは突っ張り切れないとダメですね。隙を作ってしまった感じですね」と思ったような組み立てができず肩を落とす様子が見受けられた。
決勝は茨城3車が優出したことで梁島邦友-小林申太-木村貴宏の茨城トリオに菅谷隆司-古川尚耶で関東別線。中部は1人の勝ち上がりとなった内藤久文には南関で1人となった鈴木良太が指名し3分戦。決勝に向けては「茨城3人で決めたいですね」と意気込みを見せた。
S級での経験があり、レインボーカップへの出場権を得ている梁島はA級戦では力の違いを見せているが、今後に向けては「S級の前半はダメだったけど、後半はよかった。ただ、逃げるだけだと厳しいし、幅は広げていきたい。S級で一度走れたので、その時よりもレベルアップできるようにしていきたい」と先を見据えていた。
見せ場たっぷりの走りで魅せている梁島が決勝戦でどんな走りをするか楽しみだ。(アオケイ・宮本記者)