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千葉の「TIPSTAR DOME CHIBA」で「PIST6 Championship」の10月第4戦が幕を閉じた。最終日の12R 決勝で見事完全優勝を成し遂げた黒瀬浩太郎に話を聞いた。
ーー直前は現行競輪で落車失格というアクシデントがあった中ですが、目標の完全優勝を達成しましたね
「ケガの不安があった中での開催だったけど、完全優勝ができてよかった。小原太樹さんがあの位置から前に出るのは予想していなかった。動きがなければ残り2周からしかけてもいいかなと思っていたけど、行けるペースではなかったので捲りに構えました。後ろから皿屋さんが来るのは怖かったけど、行けるタイミングで捲りに行けました。焦らずに落ち着いて仕掛けられてよかったです」。
ーー今開催は念願でもあった師匠の吉本哲郎選手と一緒のあっせんでしたが、そのあたりはいかがですか?
「レースで気合が入るのはもちろんなんですけど、レース以外も開催中は全部楽しかったです。ずっと吉本さんがしゃべっているんですけど、話している内容が凄く勉強になる。この後の松戸も一緒だけど、ケガの痛みもあるので今は検討中。来期は一緒にS級に行くのでそこで連係ができたら嬉しいですね」。
ーー直前の落車失格で来来期のS級が厳しくなりましたが、気持ちの整理はできそうですか?
「ここで優勝をしても落車失格をした事実は取り消せない。個々で優勝ができなかったらどうしようもできなかったけど、優勝できたことでプラマイゼロかちょっとプラスになったくらいですかね(苦笑)。特昇しない限り厳しいみたいなので、まずは帰ってから病院へ行って、またレントゲンを撮って見てもらおうと思います。2日目の朝の指定練習でモガいてかなり痛くなってしまったので。痛み止めを飲んで何とかという感じなので。まずは様子を見たいですね」。
「まずはこの賞金でアルゴンを買います!それで9秒台を目指せたら!まだ9秒台は河端朋之さんだけだし、次に続けるように!」