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松戸競輪場のモーニング競輪「第11回ニコ生チャリチャンカップ(F2)」が22日から開催する。初日の7R チャレンジ予選を走る橋谷成海に話を聞いた。
デビューをしてから積極先行で存在感を見せている橋谷。少し前に師匠でもある飯田威文から耳にしたのだが、「ダッシュタイプだけど、戦法の幅を広げようと努力している」と話していた。
そのことを伝えると「(今後のためにも)長い距離を踏めないといけないですからね。最近では街道練習を取り入れるようになったのですが、主に相川永伍さんや助川翔太郎さん、吉田晏生さんたちと一緒にやっています。まだまだそんなに回数はやっていないけど、競走に活きてきていると思う。でも、街道練習は自分的に苦手な感じもありますね」と苦笑いを浮かべながらもスキルアップを図っているようだった。
まだまだ優勝が1回だけというのも意外だったが、今シリーズは点数トップでシリーズリーダー。今回は同期だけでなく、全体的に自力型が多い開催で激戦が予想されるが、決勝でも『自力で勝ちたい』と自分の力を出し切ってのレースに拘りもある様子。「養成所時代に逃げに拘っていてよかった」と自分の口から出るくらいだし、将来有望なのは間違いない。
予選は堅実マーカーの中村淳が番手で地元の高田隼人が3番手を固める。中村は「初連係ですね。今の若い子は本当に強いから必死(苦笑)。タケちゃん(飯田威文)の弟子? だったら安心だね」と話していた。
シリーズリーダーらしく、メインの最終レースを務める橋谷。決まり手通りの積極性溢れる走りで存在感を発揮する。