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高松競輪 1日目 1R 6番車
日吉克実 選手
記者「日吉選手は陸上競技でエリートだったんですね。」
日吉「昔の事ですよ。アキレス腱を痛めてダメになりました。」
記者「全中で100m・200m優勝とか200m中学記録保持者とか経歴が凄いです。桐生祥秀さんとは陸上の繋がりって分かるんですが、友人の欄に研ナオコってあったんですが、どういった繋がりが?」
日吉「僕の母親と研さんがいとこ同士なんです。それでですね。」
記者「陸上の種目から見てもスプリンターって分かります。競輪で苦労している所は?」
日吉「何度も脚を使う所ですね。持久力がないのでそこがキツいです。あとは組み立て。相手も居るのでレーンの中で走っていた陸上とは違い、難しいです。」
記者「初日なんですけど、どう戦いますか?」
日吉「初日から同期の楠本選手と一緒になったんですね。同期同級で仲が良いんですよ。来る前に一緒の開催だねって電話もしていました。もし同期で並べるなら並びたいなって思っていたけど、地区もあるし上手くはいきませんね。前でやります。」
記者「付く事を考えているって事は、戦法チェンジも考えているって事ですか?」
日吉「成績もこんなだし、最近は単騎になる事も多いんですよ。脚質的にも長い距離を行っちゃうとタレてズブズブに行かれちゃうので。代謝も懸かってくるし、同期とか前でやる人が居れば全然、付きますよ。もちろん一緒のレースに先輩が居れば、先にどうしたいかを聞いて僕はその後でコメントしますけど。」
スプリンターがゆえの悩みを持つ日吉。本気でダッシュすれば後ろが離れてしまうし、長い距離や何度も脚を使わされると身体が動かなくなってしまう。3期目で代謝制度に引っかかってくるのも頭にあるようだ。元々、非凡なポテンシャルを持つ日吉。いいきっかけを掴めば一気に大躍進って事もありそうだ。