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立川競輪場の「東京中日スポーツ杯(F1)」は10月1日から初日を迎えた。 初日 10RのS級予選で捲り切って通算100勝を達成した谷口力也に話を聞いた。
初日は最終バック3番手から強烈な捲りを放ち、後続を千切って通算100勝を達成した谷口。レース後には「脚を使わずだったので。切って切ってドンの仕掛けを考えていたけど、そうじゃなかったのでそれなら中団からと頭を切り替えた。ただ、100勝は頭に無かったです。2コーナーでドリフトして、バックを踏んでからだったし、後ろの八尋さんには迷惑をかけてしまいました」と口にした。
S級デビューをしてから苦戦をする場面も多かったが、今期2場所目の名古屋の2日目に初勝利をしてからポツポツと1着を取れるようになってきた。元々強烈なダッシュの持ち主だし、あとは組み立てさえバチッとハマれば上位でも通用する脚は持っているはず。地元の熊本バンクも復活したし、ここから存在感をアピールしていきたい。
2日目の準決勝は10Rで後ろに山本拳也を付けてのレース。菅原大也と金子幸央が相手と手強い準決勝になりそうだが、まずは若手らしく見せ場を作りたい。